「ウインナー」は「ソーセージ」の一種。
豚肉や牛肉などを細切りにし、香辛料と練り合わせて、薄い膜状の袋に詰めた食肉加工品を一般にソーセージと呼びます。
「ウインナー」は豚肉と牛肉を塩漬けしたものに香辛料を加えて練り合わせて、羊などの腸に詰めた後、ボイルしたもので、オーストリアのウイーン発祥のソーセージです。
「ソーセージ」の意味
豚肉や鶏肉の挽肉を、牛や豚、または羊などの腸に詰めた保存食がソーセージです。
日本農林規格(JAS)では「豚や牛、鶏などの肉に香辛料を混ぜたものをケーシングに詰めたもの」という定義されています。
そのことから、魚肉ソーセージなどもソーセージの仲間とされています。
本場のドイツでは、なんと1500種類以上ものソーセージがあると言われています。
「ウインナー」の意味
ウインナーの、正式名称は「ウインナーソーセージ」。
ソーセージの一種です。
その由来はオーストリアのウィーンの地名からきていて、肉を詰めるケーシングに「羊の腸」を使用したものを指します。
ちなみに牛の腸を使用したものが「ボロニアソーセージ」、豚の腸を使用したものが「フランクフルトソーセージ」です。
ソーセージとウインナーが混同している理由
日本では、細めの羊の腸を使ったソーセージが一般的に好まれているため、市場に出回っているソーセージのほとんどがウインナーソーセージです。
そういった理由から、日本ではソーセージとウィンナーを同義語で使う人が多いと思われます。
ウインナーはソーセージの一種
挽肉を腸に詰めたものがソーセージ。
その中でも、羊の腸に詰めたものをウインナーソーセージと言い、略してウインナーとして親しまれています。
日本の市場に出回っているのがこのウインナーソーセージであるため、ソーセージといえばウインナーというイメージがついたのです。