卵のサイズには4種類あり、S、M、L、LLがあります。

また、殻の色は、一般に流通しているものだと、白色、赤色、ピンク色の3種類があります。

黄身の色は、濃いオレンジに近いような色と、少し薄いクリームのような色の2種類があります。

これらの違いは、栄養には影響がなく、その目線で見るならば気にする必要はありません。

ただし、味など、違うところもあるので、そこは気をつける必要があります。

卵の「サイズ」の意味

卵の「サイズ」には、S、M、L、LLの4つの種類があります。

同じ生産者が作っている卵でも、小さいサイズになるほど安く、大きくなるほど高くなります。

しかし、この「サイズ」ですが、実は大きさで変わるわけではありません。

Sサイズならば、4から5か月の鶏が産んだもの、Mならば6か月から1年の鶏が産んだものなど、鶏の年齢によって変わってきます。

年を取った鶏ほど、サイズが大きくなるということです。

卵の「殻の色」の意味

卵の「殻の色」には、白色、赤色、ピンク色の3種類があります。

これらは、どうやって違いが生まれるのかというと、鶏の色によって変わります。

白色の鶏は白い殻の卵を、茶色の鶏は赤い殻の卵を、そして、白色と茶色のまだらの鶏がピンク色の殻の卵を産みます。

また、味にも違いがあり、白殻はさっぱり、赤殻はコクがある、ピンク殻はまろやかな味わいとなっています。

卵の「黄身の色」の意味

卵の「黄身の色」には、濃いオレンジ色とクリーム色の2種類があります。

これらの違いはどのように生まれるのかと言うと、鶏に与える餌によって変わります。

とうもろこしやパプリカの配合が多いと濃いオレンジ色となり、飼料米の配合が多いとクリーム色になります。

黄身の色の違いによって栄養価に違いはないため、特に意識する必要はないかもしれません。

卵の「サイズ」、「殻の色」、「黄身の色」の意味についてのまとめ

今回は、卵の「サイズ」、「殻の色」、「黄身の色」の違い、意味の違いについてまとめてきました。

それぞれ、産む鶏の年齢、鶏の羽の色、与える餌の違いによって生まれるということですが、知らなかった方、勘違いしていた方も多かったのではないでしょうか。

栄養には違いがないことが多いですが、味にはちがいがあるので、好みの味がある方は、今回の記事を参考に、選んでみるのもよいかもしれません。

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