フィクションは「事実ではない空想や虚構で作られた話のこと」。

「小説」「物語」「お伽話」と言い換えると分かりやすいです。

ノンフィクションは「事実に基づいて作成された話や映像のこと」。

「実話」「ドキュメント」と言い換えると分かりやすいです。

ノンフィクションはフィクションの反対語ですが、すべてが事実とは言えないこともあります。

フィクションは小説に代表される空想の物語です

フィクションは架空の話ですから事実は含みません。

たとえ事実を元に作られていても作者の主観が入っていればフィクションになりますが、紛らわしので「これはフィクションです」と断りを入れることがあります。

事実ではない架空のことを作者の創造で文章として作られるものを小説といい、他には詩や劇の脚本、論説、評論 などがあります。

ノンフィクションは事実に基づいたものです

ノンフィクションは事実に基づいているために制作者の主観は入りません。

歴史や史実、日記、手紙、伝記、紀行文などを言います。

また、映像分野では事実に基づき時間を追って記録したドキュメンタリーがあり、他には対談などのインタビューもこの分野に含まれます。

すべて事実のため想像の入る余地はありませんが、場合により制作側の感想など主観的なことが入ることもあります。

フィクションの世界も楽しいが、ドキュメンタリーなどのノンフィクションにも興味がある

小説は読んで楽しく作者の思いや考え方が分かり、またそのジャンルは幅広いものがあます。

日本文学や世界文学、推理小説、冒険小説などの分類の他、作者別に考えれば相当の裾野があります。

半面ドキュメンタリーやインタビュー、紀行などのノンフィクションの分野も多岐に亘り、興味ある事件や事故、旅行先など詳しく知ることが出来ます。

フィクションは虚構により作られ、ノンフィクションは事実により作られています

フィクションは虚構といい、作者の主観に基づいて架空の出来事をあたかも事実であるかのように描写して作り上げます。

代表が小説ですが論説や評論も主観的なものですからフィクションに含まれます。

ノンフィクションはあくまでも実際に起きた事件や事故、対談など事実に基づき作られるものですから、作る側の主観は基本的に入りません。

おすすめの記事