高尚は「立派なこと、程度が高いこと」。

「立派」と言い換えると分かりやすい。

俗は「世間に浸透していること」。

「一般化」と言うと分かりやすい。

高尚は通俗的でなく程度が高いことで、学問や芸事・趣味などでよく使われる言葉です。

俗は通俗的・一般的に世の中に親しまれていることで、高尚なこととは正反対の性格を持つ概念です。

また、程度の低いことも意味します。

「高尚」は程度が高いことです。

「高尚」の「尚」はいろいろな意味を持つ漢字ですが「高い」という意味もあります。

「高尚」は「程度の高いこと」となり、俗なものとの対比になります。

つまり世間にあまり知られていない分野でのことになります。

学問の専門分野、芸能の能・狂言・文楽・雅楽など、趣味では絵画・楽器・陶芸など一般化されていないことを言います。

「俗」は世間一般のことです。

「俗」は「通俗・俗化・還俗・俗歌・俗人」などの言葉にあるように世間一般のことです。

人口に膾炙されていること、世の中に知れ渡っていることなどを言います。

「俗っぽい」と言いますが、「とても通俗的だ」「とても高尚ではない」という意味で使います。

「高尚」なことがあるので「俗」があるのです。

例えば「俗世間にまみれて生活していると、たまには高尚なこともしてみたいものだ」と使います。

「高尚」と「俗」は反対のことです。

「高尚」なことは「俗」でないこと、「俗」なことは「高尚」でないことになりますから、これらは反対の概念になります。

「随分と高尚なご趣味ですね」は羨ましさと嫌味が感じられる言葉です。

「俗人」な人から見れば「高尚」なことは善望の的なのでしょう。

「高尚」なことをしていると優越感を覚え、俗人は劣等感を感じるのかも知れません。

「高尚」と「俗」とは。

「高尚」は「俗」に比較して程度の高いことを言い、一般化していない事柄のことになります。

「俗」は世間ずれした一般人が皆知っているもの、行っているもの、聞いているものなどで、人口に膾炙しているものです。

「高尚」なことをしている人は優越感を持ち、反対に高尚なことをしていない「俗人」は劣等感を持つ傾向があります。

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