眼中は「見える範囲のこと」。
自分が見える範囲を意味する言葉ですが、たいていは眼中にないという言い方をしていきます。
つまり、自分の頭の中などにないという意味になるのです。
眼界は「見える範囲のこと、考えが及ぶ範囲のこと」。
眼中の意味に似ており、同じような意味があります。
でも、眼界という言い方はマイナーと評価できます。
「眼中」の意味
眼中とは、見える範囲のことです。
自分にとって見える範囲という意味になるものの、多くの場合で自分の頭の中に特定の存在があるかという意味で使います。
そして、たいていは眼中にないという表現を使うので、特定の存在が自分の頭の中にない、つまり関心がない、どうでもいいと思っているような場面で使っていくことになるのです。
「眼界」の意味
眼界とは、見える範囲のこと、考えが及ぶ範囲のことです。
意味は眼中に似ており、同様のシーンで使っていくことができるでしょう。
ただ、こういう言い方は普段の生活ではなかなか見られません。
マイナーな言い方になるので、知っている人が少ないという点は重要です。
ここは特に覚えておかないといけないポイントになります。
「眼中」と「眼界」の用法や用例
「基本的には滑り止めの大学に関しては眼中にはないが、そういう大学の対策もきちんとやっていかないと、受かるはずのところに落ちる可能性が出てくるからな。」
「こういう薄暗い場所では、眼界に関してはどうしても狭く感じられる。
見える範囲が狭いから、恐怖心も増してくるし、どうも前に進みづらくなってくるんだよな。」
眼中と眼界は意味はそれなりに似ている
眼中と眼界は意味はそれなりに近いです。
ともに見える範囲という意味が存在しているので、そういった部分において、両者は共通点があります。
でも、眼中はそこそこ有名な言い方になりますけど、眼界は知らない人がかなり多いと思われます。
そういう部分では区別ができますから、しっかりと頭に入れておいた方がいいと言えます。
