「署名」は、文書などに、自分の氏名を書き記すことです。

「署名のない手紙」「著者の署名」「署名入り記事」のように使います。

「記名」は、氏名を書き記すことです。

「記名」は代筆でも、ゴム印でもタイプされたものでも印刷でもよいとされます。

「無記名投票」「記名捺印してください」のように使います。

「サイン」は、自分の名前を書くこと、また、その署名そのものを指します。

または、「合図」「暗号」のことです。

「印鑑かサインをください」「野球選手のサインをもらった」のように使います。

「署名」の意味

「署名」は、文書に自分の姓名を書き記すことです。

また、その書き記したサインをいいます。

法律上は、自署、または、自署捺印を原則とします。

商法や会社法に於いては、記名捺印でもよいとされます。

手形法や小切手法でも同様ですが、「記名捺印」の語が用いられます。

本来「署名」は、「自己の名称を手書きすること」を意味します。

法律の要求する適式の署名がない文書は、原則無効です。

また、外交交渉の結果を記す条約の場合、条約当事者の代表者(全権委員)が証拠のため記名することを「調印」、または、「記名」といいます。

署名後、条約の内容は修正できません。

「署名運動」「署名活動」「署名捺印」「署名する」のように使います。

英訳する場合、「A signature / an autograph」で訳されます。

「記名」の意味

「記名」は、氏名を記すことです。

法律では、「署名」と区別し、他人が代わって書いたり、印刷したり、ゴム印を押したりして氏名を記すことが認められています。

「記名株券」「記名公債」「記名債権」「記名式」「記名社債」「記名証券」「記名投票」
「帳簿に記名する」のように使います。

英訳する場合、「A signature 」で訳されます。

「サイン」の意味

「サイン」は、「合図」「記号」「信号」のことです。

看板の場合もあります。

「サインを送る」「ネオンサイン」「盗塁のサイン」「ブロックサイン」のように使います。

また、「署名」のことです。

「ここにサインしてください」「小切手にサインする」「学長のサインがある書類」「サイン入りの詩集」
「サイン会」「サインペン」「サインブック」のように使います。

英訳する場合、「A signature 」で訳されます。

「署名」は氏名を手書きすること、「記名」の氏名の記述は、代筆でもゴム印でも可です。

「サイン」は有名人がファンのために書いたものです。

「署名」と「記名」と「サイン」は、類語です。

共通する意味は、「自分の氏名を書くこと、または、書かれた氏名そのもの」です。

「署名」「サイン」は自分の氏名を自分で手書きすることです。

法律では、「自署」といいます。

「記名」は代筆でも、ゴム印でもタイプされたものでも印刷でもよいとされます。

「サイン」は、多くの場合、有名人がファンのために書いたものを指します。

法律では、「記名」は、代筆や印刷やゴム印を押したりして氏名を記すことが認められています。

一方、「署名」は直筆であることが求められます。

2001年4月に施行された「電子署名及び認証業務に関する法律」により、暗号技術を使った「電子署名」が認められています。

おすすめの記事