色々な食材やソースを扱っているだけではなく、鮮やかで美味しそうに感じる2つの料理。

普段から料理している人にとっては、馴染みがあり区別することができます。

ちなみに「マリネ」、漬ける料理法。

「カルパッチョ」は、イタリア発祥の牛ヒレ肉にソースを加えた料理。

和食中心の生活や料理をしない人にとっては、似たような食べ物と思い、料理名を目にすると違いが分からないです。

「マリネ」の意味

マリネは、飲食店や惣菜を扱っているお店にて、よく「○○のマリネ」といった主な食材を頭にして、出されていることがあります。

一般的には、ワインや酢(果実酢)、オリーブオイルの中にレモン汁や香辛料やハーブなどの調味料を加え、その中に食材を入れた後は時間を掛けて付ける料理法です。

和食ではなますや南蛮漬けなどに該当しますが、マリネですとサーモンや海老やタコやイカなど、魚介類の料理にこの技法が使われていることが多いです。

「カルパッチョ」の違い

カルパッチョは、イタリアでは薄切りにした生の状態の牛ヒレ肉に、チーズやマヨネーズが含まれているソースなどの、調味料をかけたものを指します。

日本では生の状態の牛肉を食べることは好まず、逆に刺身で食べる文化があることから、マグロやサーモンといった魚料理として和風にアレンジすることが多いです。

海外では、牛肉以外のカルパッチョは認識されていないので、飲食店では○○のカルパッチョ風という感じで付けられることがあります。

ただ近年は海外でも日本の寿司が浸透しているので、生の牛肉以外の食材でもカルパッチョと定着されてきています。

よく使われている「マリネ」と「カルパッチョ」の料理名

よく見かける食材としてはサーモンのマリネやサーモンのカルパッチョ風といった、比較的馴染みやすく子供でも食べやすいものを選んでいることがあります。

飲食店の場合は彩りも必要なので、マリネですとサーモンだけではなくタコやイカ、酸味を加えるために柑橘系のものも加えていることがあります。

そうなりますとサーモン+別の食材ののマリネや、サーモン+季節の食材のマリネなど、加える食材によって料理名が長くなってしまいます。

カルパッチョもサーモンやマグロなど和風にアレンジする時には、食材+ソース名のカルパッチョ風というのがあります。

ソース名といっても名前を付けるのは調理する人なので、正式なものではなくその日の気分でソース名を付けることもあるから、料理名によってはカルパッチョの文字が霞んでしまうこともあるのです。

まとめ

外食する時に少しオシャレなものを食べたいなとメニューを見ますと、○○のマリネや○○のカルパッチョといった料理名を見ることがあります。

オシャレそうな料理名だなと感じてはいるものの、馴染みが薄いせいでなかなか注文するには至らないです。

しかしどういう料理か知りますと、その日食べたい気分で選ぶこともできます。

自分では作ることが難しくても、知っておきますと外食の際は便利ですよ。

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