生クリームは『生乳や牛乳を原料とし、植物性油脂や添加物を含まず、乳脂肪分18%以上のもの』と乳等省令で定められているのに対し、ホイップ(植物性)は『コーン油、綿実油、大豆油などの植物性油脂に乳化剤などを加え、クリームのように加工したもの』です。
生クリームの美味しさ
クリーミーでこってりとした脂肪感を感じる、濃厚で乳由来のミルキーなコクが生クリームの美味しさです。
ホイップ(植物性)の美味しさ
生クリームと比較してあっさりとしており、また風味が淡白で他の素材の邪魔をせず、くどくなく軽い美味しさです。
生クリームとホイップの価格の違い
バターやチーズを始め、乳製品は価格が高騰しており生クリームもスーパーでは1パック300円~350円程度なのに対し、ホイップ(植物性)は原料として安定している植物油脂のため1パック120円~150円程度と比較的安価です。
見た目は似ていても味も価格も日持ちも違う!生クリームとホイップ(植物性)の違い
ふわふわにケーキを飾る白いホイップクリーム。
でも同じように見えるホイップクリームも動物性油脂が主原料の生クリームで作ったものと、植物性油脂が主原料のホイップとでは味も価格も日持ちも全然違います。
生クリームは濃厚でミルキーな美味しさがありますが、価格は効果で、傷みやすく、また泡立てる際にもボソボソに分離したりととてもデリケートです。
一方ホイップクリームはあっさりと軽く風味は弱いものの、価格は安価で、生クリームと比較して日持ちし、また泡立てすぎても状態の変化が少なく安定しています。
見た目は似ていても、その特性には大きく違いがあります。