柔順は「素直であること、人に逆らわないこと」。
こういうケースは実際にありますから、日常的に使用しやすい言い方になります。
でも、有名な表現ではありません。
柔和は「優しく、穏やかと言える性格や態度のこと」。
柔順とは意味は同じではないです。
似ている面はありますけど、違いと言える箇所もきちんとある状況でしょう。
「柔順」の意味
柔順とは、素直であること、人に逆らわないことです。
日常的に使うことがしやすい意味になります。
したがって、多くのシーンで使いやすい面があるでしょう。
ただ、柔順という表現はそこまで見聞きしづらい可能性があります。
やや見慣れない表記という言い方もできるので、そういったところは知っておくといいのではないかと思われます。
「柔和」の意味
柔和とは、優しく、穏やかであると言える性格や態度のことです。
人の性格や態度に対して使っていく傾向にある言葉であり、柔順の意味にそれなりに似ている状況と言えます。
ただ、完全に同じ意味ではないので、少なからず違いと言える箇所は存在しているのではないかと思われます。
柔和の方が基本的には有名な言葉になるでしょう。
「柔順」と「柔和」の用法や用例
「柔順な人も世の中には多くいるが、そうじゃない人もそれなりにいる。
したがって、人の性格というのはそれぞれで大きな違いがあると評価できるわけだ。」
「柔和な人の場合には、性格的に優しいから一緒にいてストレスになりづらい。
だから、そういう友達ができるだけ多くいる状況が理想的であると言えるかもしれないな。」
柔順と柔和は意味で区別が可能
柔順と柔和に関しては意味は同じではありません。
雰囲気的に似ているところはあるものの、違いと言える箇所がちゃんとあるので、そこは知っておきましょう。
また、両者は知名度においても差があると評価できると思われます。
柔和はそこそこ有名な言葉になりますが、柔順は見慣れない言葉という言い方ができるのではないかと言えます。
