腹違いは「特定の兄弟に関して、父親は同じであるものの、母親が違っている状況のこと」。

違う母親から生まれた兄弟のことを腹違いと表現します。

こういったケースに当てはまる例は現実的にはあまり多くありません。

異母は「同じ父親から生まれたのに、母親が違う状況のこと」。

したがって、腹違いと意味は特に変わりません。

ただ、異母は母親に焦点を当てて使うので、生まれた子供に焦点を当てる腹違いとはそこが違います。

「腹違い」の意味

腹違いとは、特定の兄弟に関して、父親は同じであるものの、母親が違っている状況のことです。

通常は同じ父親、母親から生まれる兄弟が大半なわけですが、中にはそうではないケースがあります。

父親は同じでも、母親が違うケースがあり、そういった状況にある兄弟を腹違いと表現するのです。

兄妹や姉妹、姉弟でも同じと言えます。

「異母」の意味

異母とは、同じ父親から生まれたのに、母親が違う状況のことです。

こちらは父親は同じなのに、母親が違うということで、意味は腹違いにかなり近いですけど、母親視点の言葉と言えます。

ただ、状況としては腹違いと特に大差ないので、意味の違いは微妙と言えます。

腹違いとセットで覚えておいた方がいい表現と言えるでしょう。

「腹違い」と「異母」の用法や用例

「俺たちは腹違いだが、全然そんな気はしない。

普通の兄弟と同じような状況に見えるな。

世の中では珍しいから、このことを話すと、最初は驚かれることもあるけど。」

「同じ兄弟であっても、異母であるということは母親が違うということだ。

兄弟なのに母親が違うという状況はかなり珍しいだろう。

でも、俺たちにとっては普通なんだよな。」

腹違いと異母は状況としては同じ

腹違いと異母はどちらも父親は同じなのに、母親が違う兄弟を指しています。

そういう意味では、状況としては特に変わりがありません。

でも、腹違いは兄弟目線の言葉なのに対して、異母は母親目線の言葉になります。

したがって、両者はどういった対象に焦点を当てるかという部分で違いがあるので、そこを覚えておくといいでしょう。

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