大麻は「麻の一種または大麻から作られる薬物のこと」。
「マリファナ」と言い換えると分かりやすい。
覚醒剤は「麻黄から作られる中枢精神刺激剤のこと」。
「麻薬」と言い換えると分かりやすい。
「大麻」は海外では「マリファナ」と呼ばれ、規制が解禁されている国や地域があります。
「覚醒剤」は「大麻」より強い精神作用がある「麻薬」のことです。
「大麻」は大麻の葉を乾燥させたものなど
薬物の「大麻」は大麻の葉を乾燥させたものや大麻樹脂を言います。
また、グミなどの菓子の形で混入させたものも出回っています。
日本では年々若者の使用が増加して、30~20 歳未満の数が激増しています。
大学の運動部で蔓延した事件が何件も摘発されています。
海外では解禁されている場合や、解禁を検討している国も現れています。
タバコのような感覚で使用されていることが問題です。
「覚醒剤」は麻黄から作られる麻薬のこと
「覚醒剤」は強い中枢神経の刺激を起こさせる麻薬の一種です。
「アンフェタミン」「メタンフェタミン」などのことで、中毒になり易いものです。
隠語で「シャブ、マリファナ、葉っぱ、チョコ、草、S、スピード」など様々に呼ばれています。
また、合成麻薬のMDMAやMDA、フエンタニルなども出回っています。
暴力団の資金源とも言われています。
日本には「大麻」と「覚醒剤」は別々の取り締まりの法律がある
日本の法律は「アヘン法」、「大麻取締法」、「覚醒剤取締法」があり、医療では「麻薬取締法」があります。
国際的には「麻薬に関する単一条約」、「向精神薬に関する条約」があり、タバコやアルコール、カフェインは適用されません。
「大麻取締法」が別にあるのは「大麻」から繊維を取る産業が存在していたためと言われます。
「大麻」と「覚醒剤」とは
どちらも「幻覚剤」なのですが、「大麻」は大麻草から作られ、「覚醒剤」は麻黄から作られるものです。
幻覚作用は「覚醒剤」の方が強く、どちらも常習性があります。
若者の間で使用が増えている実態があり、刺激を求めて「大麻」から「覚醒剤」に移行する人も多いと言われます。
一旦、中毒になると容易には抜けることが困難となります。