君子蘭は「蘭ではなく、ヒガンバナの仲間の植物のこと。」

「ヒガンバナ科」と言い換えると分かりやすい。

カトレアは「洋蘭の代表的な植物のこと」。

「洋蘭」と言い換えると分かりやすい。

「君子蘭」は蘭ではありません。

鼻もオレンジ色の6弁のもので蘭とは違います。

「カトレア」は蘭の代表的なものになります。

胡蝶蘭の様な派手さはありませんが、蘭らしい大輪の美しい花を付けます。

「君子蘭」は蘭ではない種

「君子蘭」は蘭ではないかと勘違いしてしまいますが、ヒガンバナの仲間となります。

花も蘭とは異なり、オレンジ色の6弁の花になります。

名前はアフリカ原産のクリビア・ノビリスの和名なのですが、現在出回っている種はクリビア・ミニアタと言います。

輸入品種の「ノビリス」が「高貴」と言う意味だったため「君子」と日本で付けられたものです。

「カトレア」は洋蘭の代表

「カトレア」は蘭らしい蘭と言えます。

「カトレア」はイギリスの園芸家カトレーから採られています。

薄紫の大輪は中心に濃い紫やオレンジが入り、いくつか集まって咲きます。

大弁の薄紫に代わり白やうす黄色の花もありますが中心の感じは同じです。

花言葉は「優美な貴婦人・気品・魅力的」などと言われ「蘭の女王」として君臨しています。

「君子蘭」は蘭でなく「カトレア」は蘭

「君子蘭」は蘭と付くのに蘭の仲間ではなく、花も異なります。

「カトレア」は人の名前ですから蘭とはついかないのですが蘭そのものになります。

「カトレア蘭」と言うべきものです。

「胡蝶蘭」を胡蝶と言っているようなものです。

しかし、蘭全体を見ると蘭と付くものは胡蝶蘭ぐらいしかなく、他はほとんどカタカナになります。

カトレアの他、デンドロビウム、シンビジウム、オンシジウム、デンファレなどがあります。

「君子蘭」と「カトレア」とは

「君子蘭」はヒガンバナの仲間で、蘭ではありません。

「カトレア」は洋蘭の代表的な花になります。

東洋ランの代表は胡蝶蘭となります。

なぜ「君子蘭」は蘭と付いたかは不明ですが、「君子」は日本に輸入された当時、「君子」と言う意味の名前が付いていたことに由来します。

「カトレア」はイギリスの園芸家カトレーがブラジルから採った花を始めて開花させたことから付けられています。

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