彩色は「色を付けること」。

「油彩」「水彩」と言い換えると分かりやすい。

着色は「単一の色を付けること」。

「ベタ刷り」「染色」と言い換えると分かりやすい。

彩色はインクや絵の具・塗料・色鉛筆・クレヨン・クレパスなどで色を付けることを言います。

「着色」は基本的に単色の色を付けることです。

染料の「染色」、インクの「ベタ刷り」などのことです。

「彩色」は色を付けること
「彩色」はものに色を付ける行為を言います。

色は単色でも多色でも良いのですが、その意味では「着色」も「彩色」になります。

油絵具では「油彩画」、水彩絵の具では「水彩画」となり、使うものにより名前が異なります。

「彩色鮮やかな秋の野山」「寂しく感じるので彩色をしてみた」「色が付いているものは彩色されたものです」「彩色された壁は楽しく感じる」などと使います。

「着色」は単色が基本
「着色」はジーンズなどの染め物や印刷のベタ刷りなどのことです。

食品に使われる「着色料」も単色となります。

例えば「青の色に着色されたジーンズ」「いろいろな色に着色されたボーリングの玉」「チョコレートが包まれているアルミ箔は赤・青・金色などに着色されている」「紅ショウガは赤い着色料を使っている」などと使います。

「着色」も「彩色」
「着色」されたものは色を付けたので「彩色」と言えます。

「着色」の単調さは「彩色」の鮮やかな多彩イメージとは異なるものですが、「色を付けること」が「彩色」ですから、同じことです。

また、「着色」をした地に「彩色」を施すことはあり得ます。

「着色」はベースの色を「彩色」は絵柄や文字・イラストなどを表すために行われるのです。

「彩色」と「着色」

「彩色」はものに色を付ける行為を言います。

つける道具は油絵の具・水彩絵の具・顔料・色鉛筆・クレヨン・クレパス・アクリル絵の具など多彩です。

「着色」は全面に一色の色をつけ、そのまま使うことやベースの色として柄を乗せたりすることをします。

単色のものは「着色」とみてよいでしょう。

食品の「着色料」も単色です。

おすすめの記事