「不都合がなければ」、「問題がなければ」という意味で、自分が何かを相手に依頼したいときに使うことが多いです。
何かを依頼したいが、無理にお願いをする気はないという意味を込めて、実際に依頼をする前に話しておくことが多いです。
依頼をする際に、あくまでも相手に支障がなければお願いをしたいという意味になるので、図々しさが感じられないという状況になります。
「差し支えなければ」の意味
差し支えなければというのは、基本的には何かしらの依頼をするときに使う言葉で、相手にとって都合が悪くなければ、問題がなければという意味になります。
相手に問題が発生するような状況ならば依頼をする気はないという意味を込めているので、相手の事情を考慮した言い方であり、それによって相手の印象が良くなるということもあるのです。
「差し支えなければ」の使い方
差し支えなければという言葉は、相手に断る権利をちゃんと与えているような言い回しになるので、実際に断られる可能性を考慮しておかないといけません。
つまり、差し支えなければというのは断られても良い場面で使うべきと言えます。
断らるとマズイという状況では使うべきではないので、そういう部分を知ったうえで使い方を覚えておきましょう。
「差し支えなければ」の例文
「今度私の誕生パーティーを開くことになりまして、差し支えなければそれに参加していただければと思います。
日時に関しては申し訳ありませんが、こちらで決めさせていただきましたから、当然都合が悪いという可能性も十分にあると思われます。
したがって、無理はなさらないで結構ですので、参加いただける方のみご出席をお願いします。」
差し支えなければは日常生活でそれなりに使う言葉
差し支えなければというのは、依頼をするときに使う言葉であり、たいていはこの差し支えなければを使いながら依頼をすることになります。
絶対に断られては困る依頼をすることはそうはないでしょうから、日常の依頼では差し支えなければはほぼ必須の言葉です。
そういう意味では、普通に生活している中で使っている人は相当多いだろうと思われるのです。
