「怖い」と「恐し」は同じ意味です。

二つの言葉は、「おそろしい」という意味です。

どちらの言葉も同じように使います。

悪い結果が予想され、近寄りたくない状態をいいます。

狂言(花子)には、「山の神怖し」「雷怖い」「株は怖い」という表現があります。

「怖い・こわい」の部分は、「恐い・こわい」に書き換えることができます。

また、「人知でははかり難い。

優れた力がある」という意味です。

「追い詰められた者の力は怖し」のように使います。

「強い」は、水分が無くてかたいさまをいいます。

「飯が強い」のように使います。

また、容易に意見を変えない様のことも指します。

「強情」「強硬」のことです。

「情の強い人」のように使います。

「怖い・こわい」と「恐い・こわい」は同じ意味です

「怖い」と「恐い」の言葉は、同じ意味です。

危害を加えられそうな感じで、身がすくむ状態を指します。

「恐ろしい」「おっかない」という意味です。

「怖い顔」「怖い先生」「怖い話」「怖い映画」「怖い目に合う」「怖いもの知らす」「怖いものなし」のように使います。

「怖い」は「恐い」に書き換えることができます。

また、「不満足な結果や成り行きになりそうで、不安定な気持ちになること」という意味もあります。

「試験の結果が怖い」「約束を破ると後が怖いぞ」のように使います。

英訳する場合、「Fearful/ frightening/ horrible/ dreadful 」で訳されます。

「強い・こわい」の意味

「強い・こわい」は、「ごわごわしている」「かたい」という意味です。

堤中納言言物語にも、「いとかたくすくよかなる紙に」「強い飯」とあります。

また、「けわしい」という意味もあります。

大鏡(道長)には、「坂の強きを登り侍りしかば」とあります。

さらに、「相手の思い通りにならない」「強情」「執念深い」という意味もあります。

竹取物語には、「この幼きものは、強く侍るものにて対面すまじきと申す」とあります。

栄花物語(衣珠)には、「いとど御物のけ強くなりまされば」「情が強い」とあります。

「強い・つよい」「手ごわい」という意味もあります。

平家物語(9)には、「強(こわ)かろう方へは、教経承って向かい候はん」とあります。

「生硬である」という意味です。

源氏物語(若奈上)「この文の言葉いとたて強く憎さげなる様を」とあります。

「骨が折れる」「つかれる」という意味もあります。

英訳される場合、「Hard/ tough 」と訳されます。

「怖」と「恐」と「強」の字義と解字

「怖」の字義(漢字の意味)は、「おそれる」「おじる」「おののく」「おどす」です。

「怖」の解字(漢字の解説)は、「怖」は「心+布」で構成されます。

「?」の別体。

「?」は「心+甫」で構成されます。

「甫・ホ」の部分は、「怕・ハ」に通じ、「おそれる」の意味を表します。

「恐」の字義(漢字の意味)の主なものは、「おそれる」「おどす」「おそろしい」です。

「おそれる」の内容は、「こわがる」「つつしむ」「かしこまる」「心配する」という要素が含まれます。

「恐」の解字(漢字の解説)では、「恐」は「心+?」で構成されます。

「?」の部分は、つつしみ深く工具の「のみ」を持つ様を表します。

「つつしみ深い心」「おそれ」の意味を表します。

「強」の字義(漢字の意味)の主なものは、「つよい」「つよまる」「四十歳・盛んな歳の意味」「余りがあること」です。

「つよい」という意味の内容は、「力がある」「さかん」「丈夫である」「はげしい」「堅い」という要素が含まれています。

「こわい」と発音する場合、水分が少なくて堅い状態を指します。

日本でこの意味が用いられるようになりました。

「強」の解字(漢字の解説)は、「虫+彊」で構成されます。

「彊・キョウ」は、「つよい」「かたい」という意味です。

本来、「かたい殻を持った虫・こくぞう虫」を意味しましたが、後に「彊・キョウ」の意味である「つよい」「かたい」の意味で用いられるようになりました。

「怖い・こわい」と「恐い・こわい」は恐ろしいこと、「強い・こわい」は堅い状態のことです。

「怖い」と「恐い」は同じ意味です。

「怖い・恐い・こわい」は「恐ろしい」という意味ですが、「恐ろしい」よりも主観性が強い言葉です。

「恐ろしい」には、「恐ろしく大きい」のように「物事の程度がはなはだしい」という意味や、「習慣とはおそろしいもので・・・」のように「驚くほどの」という意味もあります。

「強い」を「こわい」と発音する場合、水分が少なくて堅い状態を指します。

「強情」「強硬」という意味もあります。

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