「随行」と「同行」の違い・意味と使い方・由来や例文

随行は「地位の高い人に付き従っていくこと」。

普段の生活ではあまり使われません。

地位が高い人に付き従うケースで使用するという点は重要なポイントになるでしょう。

同行は「ある場所まで一緒に行くこと」。

特定の人と同じ場所に行くときに使う言葉であり、随行の意味にそれなりに近いと言えるのではないかと思われるのです。

「随行」の意味

随行とは、地位の高い人に付き従っていくことです。

付き従うケースで使うので、多くの場面で使っていくことができるでしょう。

でも、地位が高い人でないといけないので、そこは大きなポイントになります。

だから、使用できるシーンはそれだけ少ないですし、普段の生活においてはあまり見聞きしない言い方になると言えるはずです。

同行とは、ある場所まで一緒に行くことです。

ある人と一緒に同じ場所に向かうときに使う言葉になります。

随行の意味にそこそこ近くなっていると言えるでしょう。

しかし、こちらは地位が高い人ではないケースにおいても使っていくことが可能です。

したがって、普段の生活でよく使うことがしやすいですし、実際に使用頻度は高いです。

「随行をするようなチャンスはそんなに多くない。

しかし、実際にそのような機会があったときには、かなり緊張をする可能性もあるのではないかと思われる。」

「目的地周辺の道については、ちょっと分かりづらい状況となっている。

したがって、その場所まで同行してあげるよ。

実際、その方が早く着くことができると思うから。」

随行と同行については、意味は似ている状況と言えます。

しかし、全く同じではないので、そこはちゃんと理解しておくべきです。

両者は細かい部分において、差があると言えるでしょう。

また、知名度的にも違いがあるはずです。

同行は知っている人は多数いるものの、随行は知っている人はそんなに多くなく、限られると言えます。