あいにくは「何かをしようとするのに、都合の悪い状態にあること」。

特定の物事を行うにあたって、都合が悪いので、そのときにはできないという意思を示すときに使われる言葉です。

折り悪くは「タイミングが悪いこと」。

基本的には都合が悪いという言い方になるので、あいにくと同じような場面で使います。

したがって、両者は全く同じシチュエーションで使うことができると言えるでしょう。

「あいにく」の意味

あいにくとは、何かをしようとするのに、都合の悪い状態にあることです。

本当は特定のタイミングを何かをしたいのに、そのタイミングでは実行できない、都合が悪いというときに使っていきます。

ただ、あいにくだけではそういった部分を示すことはできないので、実際はあいにくの後に具体的な説明を加えていくことになるでしょう。

「折り悪く」の意味

折り悪くとは、タイミングが悪いことです。

単純にタイミングが悪いという意味で使うので、かなりいろいろな場面で使用することができるでしょう。

ただ、折り悪くという言葉はそれだけ幅広くいろいろな場面で使用できますけど、言葉としての知名度は微妙なので、あまり見聞きしないと言えるはずです。

だから、馴染みは感じづらいと思われます。

「あいにく」と「折り悪く」の用法や用例

「せっかく招待してもらったのだが、あいにくその日はどうしても都合がつかないんだ。

別にやることがあって、向かうことができないんだよね。

本当に申し訳ない。」

「今日は運動不足解消のためにジョギングをしようと思ったのだが、折り悪く雨だよ。

この天気じゃさすがに外で運動はできないから、また今度にしようと思うんだよね。」

あいにくと折り悪くは意味はかなり似ている

あいにくと折り悪くに関しては、どちらも都合が悪い、タイミングが悪いという意味で使います。

そのため、両者は同じようなシチュエーションにて使用していくと言えるのです。

折り悪くの方がより漠然とした意味であるため、本来であればこちらの方が使用頻度は高くなりそうです。

しかし、あいにくの方が有名でなので、実際はこっちがよく使われます。

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