健康診断の結果でメタボリックシンドロームになった人の原因は運動不足と生活の習慣と言われています。

改善に最も効果があるのが食事の改善と運動を定期的に行うことです。

健康プログラムではウォーキングやジョギング、ランニングとフィットネスジムにあるバイク(自転車)や水泳を併用して有酸素運動を取り入れれば克服できます。

それでも、改善しない場合のみに薬物治療を行います。

「ウォーキング」は身体への負担が軽い!

ウォーキングは散歩に行くことで始めようと思えば誰でも可能です。

これも有酸素運動の1つと言われメタボリック体型の人には効果があると実証されています。

この運動の目標は1日に10000歩(時間で60分~120分位)は歩く必要があるとされており、なかなか大変ですが通勤・通学で家から駅まで歩くのであれば一石二鳥で目標に近づけられます。

但し、高温多湿の時期は脱水症状を起こすので室内にてフィットネスジムやウォーキング・マシーンなどを活用するのもベターです。

「ジョギング」の身体への負担は中程度

ジョギングも有酸素運動の1つでダイエットや心肺機能を高めるには有効とされています。

走るスピードはウォーキングより若干、速めの5~10kmです。

これにストレッチも含めて自分なりの1つのプログラムとして活用すると基礎代謝を上げながら消費カロリーを消費して体力を付けるため、ダイエット効果は絶大です。

しかし、やり過ぎるとケガ
を誘発することになり注意が必要です。

「ランニング」は上級者向け

ランニングはジョギングを行うスピードより更に速く走ります。

お奨めな時間帯は朝と夕方から夜が良いでしょう。

日中、高温になった時に行うと身体の負担が大きいため余りお奨めはできません。

必ず水分補給が必要です。

スポーツドリンクを活用する方がミネラルや糖質補給となり脱水症の予防ととなります。

ランニング中は周囲の安全に気を付けながら行いましょう。

生活習慣を改善すれば怖いもの知らず!

最近になって日本循環器学会の高血圧ガイドライン(最高血圧130以下、最低血圧70以下で持病が無い場合)が厳格化されました。

理由として国の財政が逼迫しているために
医療費の削減を取りだたされているためです。

また、生活習慣病の1つである高血圧を治療する場合、降圧目標に到達していない時点で生活習慣の改善などで非薬物治療を行い、
それでも降圧が不十分な場合のみに薬物治療を行うことに変更となりました。

ウォーキングやジョギング、ランニングを行うにしても心臓の負担をかけずに行うことが必要です。

かかりつけ医と相談して行いましょう。

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