「生クリーム」と「ホイップクリーム」は、スーパーなどで隣同士に置いてあり、同じ製品という気もしますが、実は違いがありました。

原材料や口当たり、価格に違いがあるようです。

大きく分けると、生クリームは動物性脂肪を使用したもの、ホイップクリームは植物性脂肪を使用したものです。

口当たりは生クリームは固め、ホイップクリームはなめらか、という特徴もあるようです。

生クリームとは

生クリームは、原材料が動物性脂肪のみを使用したものです。

生乳から脂肪分だけを取り出し、凝縮させたものが生クリームです。

純正クリームと表記されていることもあります。

生乳を使用し、乳脂肪分が凝縮されているため、濃厚でコクがあるのが特徴です。

泡立てした場合は、ホイップクリームより固めの、しっかりしたクリームができます。

価格はホイップクリームよりも高めです。

ホイップクリームとは

ホイップクリームは、植物性脂肪を使用したもの、もしくは動物性と植物性の両方を使用したものです。

生クリームや純正クリームとは違い、安定剤や乳化剤などが入っていますが、ホイップした際の安定性が高くなります。

分離しにくく保形性もあるため、お菓子作りに向いているようです。

口当たりも生クリームよりなめらかで、価格も安価というメリットもあります。

生クリームとホイップクリームの使い分け

生クリームとホイップクリームの違いについて調べてみましたが、それぞれ特徴がありました。

生クリームは動物性脂肪のみを使用しているため、濃厚でした。

ホイップすると固めでパサパサしているように感じる方もいるかもしれません。

泡立てせず、液体のままコーヒーやスープに入れるのが良いかもしれません。

ホイップクリームは安定剤や乳化剤などが入っているため、泡立てし形成するのに適しています。

色んなクリームを使ってみよう

生クリームとホイップクリームは、味や口当たりにも違いがありました。

ホイップクリームは、製品によって動物性脂肪と植物性脂肪の配分も異なっています。

色んな種類のクリームがありますので、いくつか購入して食べ比べしてみるのもありかもしれません。

料理やお菓子など、用途に合わせて使い分けたり、家族の好みに合わせて選ぶこともできます。

お気に入りのクリームを探してみてはいかがでしょうか。

おすすめの記事