コリアンダーは英語で、パクチーはタイ語という呼び方の違いだけでです。

植物としては同じものですが、日本では種子と葉を乾燥させて粉状にしたものを香辛料として「コリアンダー」と呼びます。

タイ料理の食材として生野菜として食べるものを「パクチー」と言います。

名前が変わった由来は、日本に入ってきたときに「コリアンダー」は欧米料理として「パクチー」はエスニック料理として入ってきたからです。

コリアンダーとは

コリアンダーとは、カレーなどによく使われている香辛料です。

紀元前から使われいて、古代エジプトでは「幸福のスパイス」と言われ香辛料だけではなく薬としても使われていました。

亡くなった人を埋葬する際にも一緒に墓に入れられていたそうです。

コリアンダーは、熟した種を乾燥させて作られています。

種はクセが少なく風味が良いのでソーセージなどのお肉料理やピクルスなどの野菜料理に良く使われます。

粉末状になった種は、クッキーやパウンドケーにも使われています。

パクチーとは

パクチーとは、東南アジア料理に使われることが多く英語ではコリアンダーと呼ばれています。

料理や国によって呼び方が変わっています。

葉っぱはカメムシの臭いだと言われることが多く癖のある独特な臭いがするので苦手な人も多いです。

パクチーを食べることで消化を助けてくれる働きがあり食中毒や二日酔いの予防もできます。

コリアンダーとパクチーの効能

コリアンダーとパクチーには香り成分のゲラニオールとリナロールが入っています。

独特な臭いの元ですがとても体に良い成分となっています。

消化器官を活発にして胃腸を強くしてくれる働きがあり、時にリナロールは食欲増進に期待できます。

抗酸化作用の効能もあるため、アンチエイジングにおすすめで女性に嬉しい食材です。

コリアンダーとパクチーは元は同じ

名前の由来や呼び方・料理法が違うだけで元は同じ野菜です。

コリアンダーとパクチーは、体にも良く様々な効能を発揮してくれます。

女性に嬉しいアンチエイジングにも効果的なので積極的に食事に取り入れたい野菜です。

しかし臭いが気になる人は、粉末状になっているものをカレーなどのスパイスとして取り入れるといいでしょう。

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