傍観は「傍らである出来事を関係ないという立場で眺めていること」。

「眺める」と言い換えると分かりやすい。

静観は「第三者が当事者同士の争いごとを静かに見守ること」。

「見守る」と言い換えると分かりやすい。

傍観は、本当は関係があるのにないという立場をとり、傍らで静観することです。

静観は争いを第三者の立場から見ることです。

「傍観」は関係があるのに手出しをしないこと

「傍観」は傍らでただ見ていることですが、当事者同士の争いに直接手出しや口出しをしない行為です。
あくまでも第三者の立場ということですが、裏では批判される側との利害関係にあることが多いものです。

そのため、社会的に批判される争いごとでも、加害者を制止はせずに傍観するという立場をいわば卑怯な行為のことです。

「静観」は静かに見守ること

争いごとが起きた場合、仲裁に入ることはせずにとりあえず静かに成り行きを見守る行為です。
成り行き次第では仲裁に入ることもあり、客観的な判断が出来ることがあります。

例えば「反目するグループのいざこざに巻き込まれないように、静観することにしている」「静観するばかりではいけないので仲裁を買って出た」などと使います。

「傍観」は「静観」とは少し違います。

「傍観」は関係がある立場なのに故意に拘わらないことですから、普通非難されるべき行為です。

本来紛争の当事者のどちらか不正な側を批判したり、制止したりするべき立場なのにしないで傍観を決め込んでいることです。

利害関係を持つ不正な方の方を持ちたい気持ちがあるのに世の中の批判を恐れて「傍観」をするのです。

「静観」は第三者で利害関係もない立場の者がとる行為です。

「傍観」と「静観」の違い

「傍観」は当事者のどちらかと関係があることを隠し、第三者この立場を取り眺めているだけの行為です。

本来は間に入り仲裁をするべきなのに、しないのはいわゆる藪蛇になるからなのでしょう。

「静観」は利害関係がない第三者がとる行為で、見かねて善意の仲裁をすることはあり得ます。

「傍観」は卑怯な行為で「静観」は普通の行為と言えます。

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