教材は「教育の目的を達成するために用いられる文化的素材のこと」。
教育の中で使われるもので、たいていは学校や塾などで使用される書籍に対して使われる存在と言えるでしょう。
教具は「授業を効果的に進めるための道具のこと」。
教材とは違い、教育において使われるメインのアイテムではなく、あくまでもサブのアイテムという位置付けになります。
「教材」の意味
教材とは、教育の目的を達成するために用いられる文化的素材のことです。
教育の中で使われるものなので、たいていは学校や塾などにおける場面で使用されるでしょう。
教材に当てはまるものはいくつかあるものの、たいていは書籍であることが多く、教科書やテキストと表現されるものに対して使用されるケースが顕著と言えます。
「教具」の意味
教具とは、授業を効果的に進めるための道具のことです。
したがって、教材と同じような意味ではありますが、対象にできるものはかなり多くあると言えます。
したがって、教育や授業に直接かかわるもの以外に対しても使うことができるでしょう。
例えば、黒板やチョークなどが当てはまると言え、他にも候補はいくつもあるはずです。
「教材」と「教具」の用法や用例
「この授業はいろいろな教材を使う。
したがって、生徒はそれを毎回家から持ってくるのは大変だろうな。
さすがに学校に保管させておいた方がいい気がしてくるんだよ。」
「学校の授業においてはいろいろなものを日々使う。
そういった教具に当たるものは多くが消耗品だから、定期的に買い換えていく必要があると言えるのだろう。」
教材と教具は微妙に意味が違う
教材と教具はどちらも学校や塾の授業で使用するものという意味があります。
ただ、教材は教育を行う中で直接使用するものになりますけど、教具はあくまでもスムーズに授業を運ぶために使うものなので、意味合いは全く同じではありません。
そこに関しては特に理解しておかないといけないでしょう。
教材は有名ですが、教具はマイナーな表現と言えます。
