「漠然としていて、具体性に欠けること」、「実際の状況からかけ離れていること」という意味で、具体的ではないとか、漠然としているという意味で使うケースが多いですけど、実際の状況からかけ離れているという意味もあります。
したがって、多くが知っている抽象的という言葉の意味よりはさらに広いということが言えるのです。
「抽象的」の意味
抽象的というのは、具体性に欠けることや漠然としている状況、そして実際とは明らかに違う姿という意味があります。
具体性に欠けるという意味は多くが知っているでしょうけど、実際とは明らかに違うという意味もあるのです。
つまり、想像だけで漠然とした話しているから、どうしても実際の状況とは離れてしまうということなのです。
「抽象的」の使い方
抽象的という言葉は、形容詞としていろいろな名詞を修飾できます。
例えば、抽象的な議論、抽象的な意見、抽象的な予想などです。
漠然としていて具体性がないという意味で使う人が多いと思いますけど、そういったときにはいろいろな名詞につけて使うことができるのです。
抽象的という言葉はそのまま使うのではなく、名詞と組み合わせて使うのが一般的と言えます。
「抽象的」の例文
「時間をかけて議論しましたけど、なんかすごい抽象的な議論でしたね。
みんな想像で語っていたというか、具体的な意見があまり出ず、建設的な議論にならなかった気がします。
抽象的な議題だったので仕方ないかもしれませんが。
次からは議題を最も具体的なものにして、そのうえで議論をしていくべきだと言えるのではないでしょうか?」
抽象的という言葉は形容詞のように使う
抽象的という言葉に関しては、形容詞のように使うというのが一般的です。
したがって、特定の名詞を修飾するという使い方をすると良いでしょう。
抽象的という言葉単体で使うというよりは、そういった言葉と組み合わせて使うことが多いのです。
抽象的という言葉を使う機会は多くあると言えますけど、そういったことを頭に入れておきましょう。