ナガイモは「ヤマノイモ科のつる草で根が肥大化した栽培芋のこと。」
「栽培生食芋」と言い換えると分かりやすい。
ヤマイモは「ヤマノイモ科のつる草で根が肥大化した自然芋のこと」。
「自然生食芋」と言い換えると分かりやすい。
どちらもヤマノイモの仲間ですがナガイモは栽培しているのに対しヤマイモは自然のものになります。
「ナガイモ」は生で食べられる芋です。
「ナガイモ」は芋の中でもそのまま食べたり、すりおろしたりして食べることが出来る珍しいものです。
関東地方より北、特に青森県と北海道で栽培され、一年で収穫出来ます。
姿から細長い「ナガイモ」、イチョウ型の「イチョウイモ」、ゴツゴツ型の「ツクネイモ」に分けられます。
ネバネバの元は「ムチン」で他に消化酵素の「アミラーゼ」などが含まれるために生で食べられるのです。
「ヤマイモ」はヤマノイモの略です。
「ヤマイモ」はヤマノイモのことで、「ナガイモ」も含みます。
しかし、主に日本原産の「自然薯」のことも言います。
栽培されているのが「ナガイモ」系、自然のものが「自然薯」系とスッキリします。
「自然薯」は「ナガイモ」より粘り気が強く旨味が強いもののため、特に栽培されることもあります。
北海道と青森で全国の7割を占めています。
「ナガイモ」も「ヤマイモ」もヤマノイモの仲間です。
「ナガイモ」は中国由来の栽培種ですが、「ヤマイモ」は日本原産の自然種のものです。
これらはヤマノイモ科の仲間でほとんど同じものになりますが、自然ものの方がややコッテリとして旨味も強いと言われています。
成分的にも似通っていてどちらもトロロなどにして生食します。
人間が生食出来る芋は他にはほとんどありません。
「ナガイモ」と「ヤマイモ」とは。
「ナガイモ」は普通のトロロイモと呼ばれるもので一般的なものです。
「ヤマイモ」は主に「自然薯」で自然にあるものを指します。
どちらもヤマノイモ科に属しますが、種が異なります。
成分的には同じものになりますが、自然の「ヤマイモ」の方が、粘りが強く味が濃い特徴があります。
芋の中でも生食出来るのは消化酵素の「アミラーゼ」を含むことが要因です。