「向上心」と「上昇志向」の違い・意味と使い方・由来や例文

向上心は「より高みを目指したいという気持ちのこと」。

自分にとって理想的な状況により近づきたいと感じるような気持ちを指しています。

多くが持っているものと評価できるでしょう。

上昇志向は「より上を、高い状況を目指す気持ちのこと」。

意味は向上心とほぼ変わらないです。

ただ、上昇志向という言葉を使う機会はそこまで多くないです。

「向上心」の意味

向上心とは、より高みを目指したいという気持ちのことです。

人間であれば、現状よりも上の状態になりたい、理想的な状況に近づきたいと考えるケースが多く、そのときの気持ちを向上心と表現するのです。

かなり有名な言葉なので、これを知らない人はかなり少ないと思われます。

いろいろなシーンで使われやすい言葉と言えるでしょう。

上昇志向とは、より上を、高い状況を目指す気持ちのことです。

意味としては向上心と大して変わりません。

したがって、両者は同じような場面で使っていくことができると言えます。

ただ、使用頻度としては向上心の方が高いと思われます。

上昇志向という表現はどうしても馴染みを感じることができる人がそこまで多くないと思われるのです。

「向上心を持っている人は実際多く、現状で満足しない、もっと上を目指したいと考えている人はたくさんいるだろう。

つまり、みんな理想的な状況にたどり着けていないわけだ。」

「この会社は上昇志向を持った人たちが多く、自然と自分もそういう気持ちにさせられる。

したがって、周りに負けたくないという気持ちも強くなってくる。」

向上心と上昇志向に関しては意味の違いはそれほどありません。

したがって、両者は同じような場面で使っていくことができる表現になります。

ただ、知名度には差があって、基本的には向上心の方が有名です。

だから、こちらの方が使われやすいと評価できるので、そこに関しては覚えておいた方がいいのではないかと思われるのです。