ドリアは既に炊いてあるご飯の上にソースやチーズなどのトッピングを加えて焼き上げた料理。

「焼く」工程が軸となり、リゾットに比べてこってりとした味付け。

リゾットは生米をコンソメスープやブイヨンなどで炊き上げた料理。

「煮る」工程が軸となるため、ドリアに比べて水分量が多い。

ドリアとは

バターやサフランなどで軽く下味を付けたご飯の上にソースやトッピングを加えて、オーブンで焼き上げた料理を指します。

上には主にホワイトソースやチーズなどを乗せるため、味や作り方はグラタンに似ています。

他にもカレーや肉類などを加えてアレンジされますが、基本的にこってりとした味付けなので、食べ応えも抜群です。

リゾットとは

生米の状態のまま、スープとともにフライパンで煮込んで炊き上げる料理を指します。

ブイヨンやコンソメなどで味付けをしたスープに生米を浸し、水分を飛ばしながら、米が柔らかくなるまで煮て作ります。

アレンジは豊富で、シンプルなものから肉類、魚介類を豪快に加えた風味豊かなもの、クリーム系のコクがあるものなどさまざまな味付けで食べられています。

ドリアとリゾットはどんな食卓に適しているか

ドリアは大皿で一気に焼き上げるため、そのまま食卓に出されることがほとんどです。

したがって、パーティーのように大人数で食卓を囲む場合に適しています。

一方、フライパンで調理したものを小皿に盛り付けるリゾットは、後から具材や飾りを付け加えることが多く、少人数で豪華な食卓を囲む場合に適しています。

お米を使った料理として愛されるドリアとリゾット

日本で生まれたドリアとイタリアで生まれたリゾット、誕生の経緯や作り方は異なりますが、どちらも日本に浸透し愛されている料理です。

アレンジも豊富で、工夫次第では自宅でも簡単に作ることのできる料理なので、自分の好きな具材を用いて、自分の好きな味付けで楽しんでみてください。

おすすめの記事