「男を上げる」と「男を磨く」の違い・意味と使い方・由来や例文

男を上げるは「男として褒められる行為をすること」。

「立派」と言い換えると分かりやすい。

男を磨くは「男として人間性を高める行為のこと」。

「人間性」と言い換えると分かりやすい。

何かのことで「立派なことをした人を「男を上げる」と言うことがあります。

「男を磨く」ことは継続性が必要ですが結果として「男を上げる」ことは女性から「素晴らしい男」と認めて貰うことです。

「男を上げる」は男性らしい行いのこと

「男を上げる」行為は男ならではのことをすることです。

家族のために必死になり働くことも「男を上げる」行為ですし、女性や子供を危険から守る行為も、また、「女性から頼もしいと思われる行為」も該当します。

男と言うより、一人の人間として立派なことをすることです。

それを女性から見ると「男を上げる」行為に映るのです。

「男を磨く」はキチンとして隙が感じられない様子のことです。

仕事を間違いなく素早く処理できること、身だしなみが良いこと、清潔感のあること、周囲とうまくやっていけること、遊びもこなせること、良い趣味を持っていること、教養があること、女性に理解があることなど良いことずくめですが、これらのいくつかで該当するように努力することを「男を磨く」と言います。

「男を磨く」ことをしている男性は自然と「男を上げる」ことをしていることになります。

「男を上げる」は何かの出来事で立派な態度を取れた場合や立派な仕事を成し遂げた場合なども言いますが、日頃から「男を磨く」ことをしていれば自然と「男を上げる」ことになるのです。

立派な人、男らしい態度のことで決して任侠の世界のことを言うのではありません。

「男を上げる」は立派なことをした男性のことを言います。

一時的行為でも、継続的な行為でも言えることになります。

「男を磨く」も人間性や行いが褒められること、隙のないことで、日頃の行いが重要になります。

「男を磨く」ことが結果的には「男を上げる」ことになるのかも知れません。

女性から見て「素晴らしい人」と映れば良いのです。