両者は「2体の人間のこと」。

2体の人間を同時に呼ぶ際に両者という言い方が使われます。

また、2体の人間がそれぞれ異なった主張をしているときに使われる傾向があるのです。

二人は「人数が2であること」。

人間に関して、人数が2であるときに二人と簡単に表現することがあります。

日常会話の中で普通に使う言葉と言えます。

「両者」の意味

両者とは、2体の人間のことです。

2体の人間のことを両者と表現するわけですが、使用するシーンとしては2体の人間がそれぞれ別々の主張をしているとき、対立しているようなときが顕著です。

そういった場面で両者という言葉を使っていくので、そこまで使用頻度が高いとは言えません。

日常生活で見聞きするケースはわずかと言えるでしょう。

「二人」の意味

二人とは、人数が2であることです。

人間の数が2であるときに使います。

この二人に関しては、かなり日常生活の中で使用する言葉です。

人数が2人のときには、ほぼ確実に二人という言葉を使用していくでしょう。

したがって、かなり日常的な言葉と言えるため、使用頻度はとても高い状況であり、多くが無意識に使っているはずです。

「両者」と「二人」の用法や用例

「今回の案に関しては、校長と教頭の両者の意見が全く異なっている。

真っ向から対立している。

これは話し合いが非常に長引きそうな雰囲気に感じられてくるな。」

「今回募集したアルバイトに応募してきたのは二人か。

希望者が二人しかいないから、どちらも採用したい気分だが、とりあえず面接をしてみて、それから決めるとするか。」

両者と二人は基本的な意味は同じ

両者と二人という言葉は、ともに人数が2の状態を指す言葉であり、意味は特に変わりません。

しかし、二人は日常生活の中でかなり多く使っているにもかかわらず、両者を使う機会はそれだけ限定されます。

したがって、この2つの言葉は使用頻度という部分で大きな違いが存在していると言えるでしょう。

そこで区別すべき言葉になります。

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