電気は「金属の中で自由電子が活発に動き回っている状態で起きるもののこと。」

「電流」と言い換えると分かりやすい。

静電気は「接触や摩擦などによりプラスとナイナスの電子のバランスが崩れる状態に起きるもののこと」。

「雷」と言い換えると分かりやすい。

静電気に対して普通の電気は動電気と言います。

常に自由電子が金属などの中で動き回っているため電子の流れ、つまり電流が起きます。

静電気は電子のバランスの乱れがものの接触や摩擦で起きてしまうものです。

「電気」は電子の流れ

「電気」はマイナスの電子の流れと反対方向にプラスの電子が流れることで、電流が発生します。

電子の流れが継続的なため、電気の利用が出来るのです。

電気には直流と交流がありますが、直流はプラスからマイナスへ一方通行になります。

それに対し、交流はプラス方向とマイナス方向が交互に発生するのです。

一瞬はゼロになるのですが、一秒間に50~60回も変化するため気になりません。

「静電気」は一瞬

「静電気」は一瞬発生するものですから、大規模に利用することが非常に難しくなり現実的ではありません。

雷が良く引き合いにされますが、雲の中で氷の粒や水滴同士が摩擦を起こし電荷が起きます。

マイナスを帯びた電子は溜まるとプラスの地上めがけて放電をします。

それが稲妻なのです。

コピー機の原理は静電気の応用と言えますし、帯電したモップもチリ集めに活躍します。

「電気」は動電気と静電気、直流と交流の4通りの呼び方

「電気」は普通に使っている動電気と静電気があります。

また、別の呼び方で直流と交流の違いもあるのです。

静電気は直流となり、一方にしか流れませんが、動電気は交流でプラスマイナスを繰り返しています。

発電や送電には交流が適していて、電池を使う機器やパソコンなどは直流なのです。

コンバーターが必要な家電も直流となります。

「電気」と「静電気」とは

「電気」は目に見えませんが、電子の流れと言えます。

「静電気」は直流のため電子の一方通行で、「電気」は交流のためプラスとマイナスとゼロを繰り返しています。

その1サイクルが1秒間に50回なら50ヘルツと呼んでいます。

静電気はコピー機や掃除マップなどに利用されています。

また、静電気は悪さもするため、放電もしなければなりません。

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