いは「五十音の第一行第二段の音節のこと」。

「イ」と言い換えると分かりやすい。

ゐは「五十音の第十行第二段の音節のこと」。

「ヰ」と言い換えると分かりやすい。

「い」は母音の一つになります。

片仮名では「イ」と表示し、「ゐ」は昔使われていた文字で片仮名では「ヰと表記します。

現代仮名遣いにはありませんが、「ゐ」は固有名詞や人名に使われています。

「い」は仮名頭の文字

「いろは四十八字」の筆頭の仮名文字にもなり、日本語の母音の一つになり、日本語の中核になる文字のことです。

「い」は日本語にとり大変重要な位置を占めています。

漢字では「伊」の他多くのものが該当し、平仮名は「以」を崩して創られ、片仮名は「伊」の人偏から採られています。

日本語としても「い」の付く言葉は多数あります。

「ゐ」はワ行の言葉

「ゐ」はワ行第2段の言葉になります。

歴史的仮名遣いとして使われます。

平仮名は「爲」と言う文字を崩したものから創られ、片仮名の「ヰ」は「井」から創られました。

平安時代は「wi」と発音され「i」とは区別されていましたが、時代を経ると「i」に統合されたものです。

「ウヰスキー」や「すゐ」など固有名詞や人名に名残があります。

「い」は現代仮名遣い、「ゐ」は歴史的仮名遣い

「い」は現代仮名遣いに乗っていますが、「ゐ」は歴史的仮名遣いのため乗っていません。

現代では日常生活では使われなくなっているためです。

パソコンのキーボードにも「ゐ」はありませんから、必要な場合は工夫が要ります。

歴史的仮名遣いはワ行の「ゐゑを」に見られ、「は・ふ・へ・づ・ぢ」なども該当します。

現代のパソコンでは歴史的仮名遣いの言葉は簡単には表記できません。

「い」と「ゐ」とは

「い」は五十音の1行目の第2段の音節で、日本語の母音の一つでもある重要な言葉です。

平仮名は「以」から、片かなは「伊」から創られました。

日本語の中心的位置にある言葉です。

「ゐ」は歴史的仮名遣いに残る文字のことで、平安時代には「wi」と発音され「i」とは区別されていた言葉ですが、現代では「i」に統合されていますから使われません。

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