著・あらわすは「書きあらわすこと」。

「著作」と言い換えると分かりやすい。

著・いちじるしいは「明らかにあらわれること」。

「顕著」と言い換えると分かりやすい。

「著」と言う漢字の訓読みは二通りあり、意味は異なるものの何か共通性を感じます。

一方は書くことで「あらわす」行為であり、他方はものの状態や姿などがハッキリ「あらわれる」ことです。

「著・あらわす」は書き表すこと

「著・あらわす」は本や論文などを執筆することです。

「著作権保護、著述業、著者、共著、近著、世界の名著、著書多数」などがあります。

文字に書きあらわす行為で、内容をハッキリと公にすることでもあるのです。

そのため、記述した内容には著作権が発生し保護されることになります。

「著す」と書きますが、読む段になると迷う言葉です。

「チョす」「ものす」などと読みたくなります。

「著・いちじるしい」は顕著なこと

「著・いちじるしい」は顕著なことを言います。

物事がハッキリすること、度合が強いこと、何かの変化が強くあらわれることなどを言います。

「顕著」「著名人」などの言葉があります。

「彼は病気で手足の後遺症が危ぶまれたが、著しい回復を遂げ日常生活がまた出来るようになった」「彼女は成績が著しく優秀なため、卒業式で総代となった」などと使います。

「著」の音などについて

「著」の呉音は「チョ、ジャク」で、漢音は「チョ、チャク」です。

訓読みは「あらわす、いちじるしい、きる、つく」などです。

「きる」は「服を着る、着服」の「着る」に、また、「つく」は「着陸、不時着、着地、着水」などの「着」と関係がある漢字です。

また、「箸」の俗字と言われています。

特殊な読みはほとんどありませんが、花の「著我(シャガ)」があります。

「著・あらわす」と「著・いちじるしい」とは

「著・あらわす」は訓読みの一つで「書物を刊行すること」「書きあらわすこと」などの意味になります。

「著作、著者、著作権、著作物、共著、著述業」などの言葉があります。

「著・いちじるしい」も訓読みの一つで「変化が目に見えて大きいこと」「度合が大きいこと」などの意味になります。

「顕著・著名人」などがあります。

「成績が著しく上がった」「記録が著しく伸びた」と使います。

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