「他人事」と「他所事」の違い・意味と使い方・由来や例文

他人事は「自分には関係ないと言える物事のこと」。

自分には関係ない、その物事に関して自分には利害が存在しないと言えるケースで使っていく言葉になります。

他所事は「自分には関係ないと言える物事のこと」。

意味は他人事と同じです。

しかし、他所事という表現はそんなに使われません。

つまり、使用頻度はあまり高くないのです。

「他人事」の意味

他人事とは、自分には関係ないと言える物事のことです。

自分には利害が関係ないという意味になるので、そこはポイントです。

つまり、その物事がどのように進展したとしても、自分に何の影響もないと言えるような場面で使っていくことになります。

他人事という言葉はかなり有名で、多くの人たちが使用しているものと言えるでしょう。

他所事とは、自分には関係ないと言える物事のことです。

意味は他人事と全く同じと言えるでしょう。

自分にとっては利害関係がないと言える物事に対して使っていく言葉になります。

しかし、意味としては他人事と同じですけど、知名度は他所事の方が落ちます。

そのため、こちらが使われる機会はそれほど多くないと評価できると思われるのです。

「他人事だと、どうしても自分には関係ないと思ってしまうから、気に掛けることができないよな。

でも、当事者は真剣に悩んでいることもあるのだろうな。」

「他所事であれば、自分にはあまり関係がないから、どうしても興味を持てない。

したがって、基本的にはそういう問題に対しては首を突っ込まないようにしているんだよ。」

他人事と他所事はともに自分に関係ないと言える物事のことです。

自分にとって何の関係もない、だから興味を持つことができないと感じるようなシーンで使います。

でも、他人事はそれなりに有名な表現ですが、他所事という表現はそんなに有名ではありません。

したがって、それぞれに関しては、使用頻度において差を感じることになるでしょう。