ゴルフクラブは「ゴルフをする為に造られた場所のこと」。
「ゴルフ場」「GC」と言い換えると分かりやすい。
カントリークラブは「ゴルフ・テニス・水泳・乗馬などができる設備がある郊外の会員制施設のこと」。
「CC」と言い換えると分かりやすい。
いずれも郊外の広大な敷地に造られていて、レストラン・バーなどもあります。
「ゴルフクラブ」はゴルフ専門のカントリークラブのこと
「ゴルフクラブ」はゴルフをする為に造られた競技場のことを言います。
2万坪以上という広大な敷地が必要になるため、郊外に作られています。
日本はゴルフ大国でイギリス、アメリカに次いで世界3位で2,400以上のクラブがあります。
また、会員性のため会員権が売買されています。
18コースが設けられていて、前半(アウト)と後半(イン)に別けられます。
「カントリークラブ」は郊外の会員制スポーツ施設のこと
「カントリークラブ」はスポーツクラブが都市部にあるのに対し、郊外に造られた会員制のスポーツ施設のことを言います。
ゴルフ場が多いのですが、ゴルフだけでなく、水泳やテニス・乗馬などの施設も存在します。
日本では「カントリークラブ」すなわちゴルフ場と言うイメージが定着していますが、本来はスポーツをする施設のことでホテルやレストラセン・バーなどのリゾート施設がある場所のことです。
「カントリークラブ」と言いながら「ゴルフクラブ」
「カントリークラブ」と言う名前が付いたゴルフ場は多く日本では見かけますが、これは本来の使い方ではないと言われています。
日本ではカントリークラブが定着していませんので、ゴルフ場が勝手にカントリーを名乗っているために誤解を生んでいます。
海外のカントリークラブはゴルフのものも勿論あるのですが、それ以外のスポーツのために造られたリゾート型の郊外会員施設のことを言います。
「カントリークラブ」にゴルフクラブも入ります。
「カントリークラブ」の一部として「ゴルフクラブ」が位置付けられます。
日本で言う「カントリークラブ」が「ゴルフクラブ」に付けられているために、誤解が生じているのです。
本来、郊外型の田園を楽しむ人のためのスポーツ施設で会員制のところを「カントリー(田園・田舎の意)クラブ」と言うのですが、日本では定着しなかったため、ゴルフクラブにカントリーと言う名前を付けてしまったのです。