「団子」は、米・麦・粟などの穀類の粉を水でこね小さく丸めて蒸したり茹でたりしたものです。

また、別の素材で一塊になっているものを指して「団子」という場合もあります。

英語では「a dumpling」で表されます。

「餅」は、もち米を蒸して臼でついて種々の形につくった食物のことです。

多くの場合、正月や節句や祝事に食します。

英語では「a rice cake」で表されます。

「団子」の意味

「団子」は、米・麦・粟などの穀類の粉を水でこね小さく丸めて蒸したり茹でたりしたものです。

たれを付け焼きにしたり、餡やきなこなどをまぶしたりして食します。

穀類以外の素材で丸くまとめた物を「肉団子」のように「~団子」といいます。

一個一個がバラになっているものは、「個」「塊」で数え、串に刺したものは「串」「本」で数えます。

以下のように使います。

花より団子 きび団子
ひき肉を団子にする。

団子になって走る。

団子刺し 団子虫 団子飯 団子鼻

「餅」の意味

「餅」は、もち米を蒸して臼でついて種々の形につくった食物のことです。

多くの場合、正月や節句や祝事に食します。

俳諧では冬の季語です。

数え方は、のし餅は「枚」、切り分けた物は「切れ」「個」で数えます。

鏡餅は重ねてあるので「重ね」で数えます。

また、一回分の餅つきの分量は「臼」で数えます。

以下のように使います。

雑煮餅 鏡餅 草餅 菱餅
餅つき 餅は餅屋 焼き餅 餅菓子
餅をのどに詰まらせる。

<俳句>
正月を迎えるのに餅は無くてはなりません。

餅は「冬・十二月」の季語です。

鏡餅・切り餅・熨斗餅・あられ餅などが冬の季語になります。

「団子」と「餅」の素材と歴史

<餅の歴史>

「餅」はもち米を蒸して臼でついて粘りを出し成型した食品です。

もち米が含むデンプンが枝分かれの多い構造をしており、蒸してつくことによってでんぷんが絡み合って粘り気が出ます。

もとは、「糯飯・もちい」といって主食でした。

古くから神事で用いられました。

起源は中国の周代にさかのぼります。

餅の種類・・鏡餅 のし餅 菱餅 安倍川餅 磯部餅 丸もち 切り餅 鳥の子餅 小判餅など

〇粢・しとぎ
神前に供える餅の一種です。

「和名類聚抄」に見えます。

生米を水に浸し柔らかくしてつき潰して作ります。

一般的には楕円形にします。

地方によっては日常食とされ、豆入りの「豆粢」ひえの「ひえ粢」などがあります。

<団子の歴史>
もとは唐菓子の「団喜」に由来したもので、仏の供物でした。

日本各地に名物団子があります。

仏事・・・彼岸団子・死者の枕団子
行事・・正月の二十日団子・中秋の月見団子・
地方の名物・・京都みたらし団子・岡山の黍団子

「団子」は、餅加工品の一種で、もち米・うるち米などを丸めて蒸したものを言います。

「餅」はもち米を蒸して臼でついて粘りを出して成型した食品です。

<まとめ>
「団子」は、餅加工品の一種です。

もち米・うるち米を主原料にします。

時には、トウモロコシ粉・小麦粉・じゃが芋などのでんぷんを丸めて蒸したものを言います。

多くの場合竹串に差して餡子や黄な粉をまぶして食します。

または、焼いて醤油などのたれをつけて食べます。

「餅」はもち米を蒸して臼でついて粘りを出して成型した食品です。

正月や節句や祝事に食します。

古くから神事で用いられて来ました。

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