空っぽは「特定のものの中に何も入っていない状態のこと」。

入っているものが何もない、そういった状況で使っていく言葉です。

本来は何かが入っている可能性があるシーンで使う言葉と言えます。

がら空きは「特定のスペースががらがらに空いている状態のこと」。

そこを占めている存在がほとんどない、そんなシーンで使っていく言葉です。

こちらも何らかのものが占めている可能性があると言える場面で使っていきます。

「空っぽ」の意味

空っぽとは、特定のものの中に何も入っていない状態のことです。

本来は何かが入っていると想定されるような状況において、何も入っていないと言えるシーンで使っていきます。

まさに何も入っていない状態じゃないといけないため、そこがポイントとなる言葉です。

何らかの入れ物、容器に関して使うことが多い言葉と評価できます。

「がら空き」の意味

がら空きとは、特定のスペースががらがらに空いている状態のことです。

がらがらということは、ほぼ何もない状況であり、空っぽに近い概念と言えるでしょう。

しかし、がら空きの場合には入れ物や容器で使う言葉というよりは、スペースで使うことが多いです。

つまり、もっと広い中で何もない状況という点が重要になってくるのです。

「空っぽ」と「がら空き」の用法や用例

「お腹が空いたから家にあったお菓子を食べようと手を伸ばしたら、実は空っぽだった。

もう何も入っていない状況で、非常に残念な気分になってしまったんだよ。」

「このお店の駐車場はいつ見てもがら空きだな。

お客さんはそこそこいるから、客が全く来ていないというわけではない。

あくまでも車で来る人が少ないという状況だ。」

空っぽとがら空きは状態としては似ている

空っぽとがら空きについては、特定の場所に何も入っていない、存在していない状況と言えます。

したがって、両者は意味が似ており、状態としてはほぼ同じと評価できるのです。

でも、空っぽは入れ物や容器、がら空きはある程度の広いスペースで使うので、それぞれの言葉は使用する場面について、全く同じとは言えない面があります。

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