団扇(うちわ)は、細い竹を骨として紙または絹を張って柄をつけた物です。

あおいで風を起こす道具です。

「その浴衣に金魚の団扇はよく似合う」「うちわで火を起こす」のように使います。

「扇子(せんす)」は、「扇」のことです。

手に取ってあおいで風を起こし、涼をとる道具です。

「扇子を使う」のように使います。

「団扇(うちわ)」と「扇子(せんす)」は、「a fan」で英訳されます

「団扇・うちわ」の意味

団扇(うちわ)は、細い竹を骨として紙または絹を張って柄をつけた物です。

あおいで風を起こす道具です。

多くは円形です。

「渋団扇」「絵団扇」「軍配団扇」「団扇太鼓」などがあります。

もともと「打ち羽」だったのが「団扇」になったともいわれます。

俳句では、季語で夏を表します。

「団扇であおいで涼をとる」のように使います

または、軍配団扇の略です。

さらに、紋所の名前です。

「一つ団扇」「三つ団扇」「団扇梅鉢」などを意味します。

「団扇」は、「枚」や「本」で数えます。

柄がついているので「柄・がら」「柄・へい」で数える場合もあります。

「扇子」の意味

「扇子(せんす)」は、「扇」のことです。

手に取ってあおいで風を起こし、涼をとる道具です。

昔は、儀礼や装飾用として用いました。

俳句では季語で夏七月を表します。

「扇子であおぐ」「扇子の骨を削る」のように使います。

「扇子」は閉じると「本」で数えます。

広げると「面」「枚」で数えます。

手で持ってあおぐことから「握り」や「柄・がら」で数える場合があります。

「扇・おうぎ」の数え方は、「扇子」と同じです。

「扇」は、舞踊や儀式で使われるものを指します。

そのため、雅語的に「柄・がら」「柄・へい」で数えることもあります。

古くは「面」「把・わ」「握・あく」などでも数えました。

団扇(うちわ)と扇子(せんす)の歴史

団扇は、もともと「打ち羽」を意味したと云われます。

あおいで風を送る道具です。

起源は中国の周の時代(紀元前8世紀頃)にさかのぼります。

日本には奈良時代に伝えられました。

もともとは、貴人が自分の顔を隠すための道具でした。

戦国時代には、武将が鉄製、または、皮製漆塗りの「軍配うちわ」を用いました。

江戸時代、竹細工と紙の発達と普及によって一般的に使われるようになりました。

当時、歌舞伎の役者絵の団扇が流行しました。

「扇」は「扇子」ともいいます。

涼をとるための他に、威儀にも用いられました。

うちわ形式から発生し、上代に日本で作られました。

7世紀後半、幾本もの竹や木や金属や象牙などを骨とし、それらを要でつづり合わせ、広げて紙や布を張り、折りたたみできる扇が発生しました。

「扇」「扇子」は、日本から中国に伝わり、それがヨーロッパに渡ったと云われます。

最初は、ヒノキや杉の薄片をつづりあわせた板扇でした。

「檜扇」「衵扇・あこめ扇」などがありました。

平安時代、「蝙蝠・かわほり」と称す紙扇ができました。

骨は5本、8本、10本と増え、地紙も「鳥の子紙」「色紙」「羅・ら」などが使われるようになりました。

平安期の貴族社会で「蝙蝠」と「檜扇」はその優美さを競いました。

室町時代、先が開く「中啓」や「ほんほり・末広・すえひろ」と呼ばれる物が作られるようになりました。

近世には、この形の物が略儀に檜扇の代わりとして使われました。

骨が紙の中に入る現在の形は、室町中期にできました。

以後、扇は夏の持ち物とされました。

平安末期、扇は中国に渡りました。

さらに、ヨーロッパに広まりました。

17~18世紀には、フランスを中心に様々な素材で扇が作られるようになりました。

一説に、西洋の扇は、紀元前13世紀の古代エジプトにみられると云います。

初期の物は日本の団扇のような形でした。

18世紀には、折り畳み式になりました。

19世紀には、女性の装飾品として豪華な扇が作られました。

団扇と扇子は、あおいで涼をとる道具です。

団扇(うちわ)は骨に紙や布を張って円形にしたもの、扇子(せんす)は数本の骨を要に合わせて紙を張り開け閉めできるようにしたものです。

団扇(うちわ)は、細い竹を骨として紙または絹を張って柄をつけた物です。

あおいで風を起こす道具です。

多くは円形です。

産地によって、「江戸団扇」「奈良団扇」「深草うちわ」「丸亀の渋うちわ」などがあります。

骨に貼る素材には、紙だけでなく絹・網代・ビロウ製があります。

団扇は涼をとるための物と、火をおこすための物があります。

火を起こすための物には、「渋うちわ」があります。

「扇」は「扇子」ともいいます。

涼をとるための他に、威儀にも用いられました。

団扇形式から発生し、上代に日本で作られました。

7世紀後半、幾本もの竹や木や金属や象牙などを骨とし、それらを要でつづり合わせ、広げて紙や布を張り、折りたたみできる扇が発生しました。

「扇」「扇子」は、日本から中国に伝わり、それがヨーロッパに渡ったと云われます。

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