危ないは「危険が客観的に迫っていること」。

「危険切迫」と言い換えると分かりやすい。

危ういは「主観的に危険であることを認識すること」。

「危険察知」と言い換えると分かりやすい。

両方の言葉とも危険なことを言うのですが、「危うい」は文語の言葉、「危ない」は口語言葉になります。

両方は同義語としても使われます。

「危ない」は危険な場所に行くこと、することなどです。

「危ない」は客観的に見て危険であると判断される場所や状況・人物・動物・植物などに一般的に使われます。

例えば「がけ崩れが起きそうな場所は危ない」「夜道は危ないので女性が一人歩きは避けるべきです」「何をするか分からない人は危ない」「毒を持った動物は素手で触るのは危ない」「毒キノコは区別が難しいので素人が判断することは危ない事だ」などと使います。

「危うい」は自分が危険を感じることで主観的な言葉です。

「危うい」は危険であるかも知れないことを、自身が感じ取って訴えることです。

例えば「あなたのやっていることは大変に危うい事と思います」「その計画は危うい個所があり、再検討した方が良いでしょう」「危ういかな、行けば死ぬかも知れませんよ」などと使います。

自分が「危うい」と思うので、危険を他人に伝える言葉になります。

言動に「危うい」所がある人に大事な仕事を任せるのは「危ない」事だ。

日頃から言動が落ち着かず、誰が見ても「危うい」と感じ人に大事な役割を任せるのは「危ない」ことで、結果が見えています。

例えば博打好きで借金をしていそうな人に経理の仕事をさせることは「危うい」ことで、横領などの犯罪をする可能性が高く、「危ない」人事と言えます。

「危うい」は人が感じること、「危ない」は危険なことになります。

「危ない」は場所や状況・物・人に使いますが、「危うい」は感情表現として使います。

「危ない」は「危ないこと」「危ない場所」「危ない状況」「危ない人」「危ない動物」「危ない植物」などに使い、「危うい」は「危うく落とすところだった」「危うく感じる」など感情の表現として使います。

また、「危うい」は文語表現で使われ「危ういかな」「危うい所をお助け頂きありがとうございます」などと使われます。

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