「じわじわ」と「ひたひた」の違い・意味と使い方・由来や例文

じわじわは「ゆっくりではあるけど、確実に物事が進行している状況のこと」。

わずかずつではあるものの、予定通りの状況が実現しつつあるといったシーンで使っていく言葉です。

ただ、本当にゆっくりであるため、それに気付かないこともあります。

ひたひたは「少しずつ物事が迫ってくる状況のこと」。

物事が進行するのではなく、こちらに迫ってくるようなシーンで使う言葉と言えます。

「じわじわ」の意味

じわじわとは、ゆっくりではあるけど、確実に物事が進行している状況のことです。

気付きづらいスピードではあるものの、一応特定の物事が前に進んでいるというケースで使用していきます。

じわじわという表現は結構メジャーで、いろいろなシーンで見聞きしている人が実際多いでしょう。

したがって、馴染みを感じやすいと言えるはずです。

ひたひたとは、少しずつ物事が迫ってくる状況のことです。

こちらは物事が進むのではなく、こっちにやってくるという意味で使っていきます。

したがって、じわじわとはちょっと意味が異なっているのです。

したがって、じわじわとやや似た意味ではあるものの、違いを認識することは一応可能であり、ここに関しては覚えておいた方がいいです。

「この薬って即効性はないけど、じわじわと効果が出てくるみたいね。

だから、実際に治るまでには時間がかかるけど、時間をかければちゃんと治ると言えるんだろう。」

「夏休みの終わりがひたひたと迫ってくるようだ。

最初はすごい長いと思っていたのに、気が付けば1週間後には終わりだよ。

まだまだ夏休みを満喫していたいよ。」

じわじわとひたひたについては、徐々に状況が変わっていく光景を表しています。

ただ、じわじわは物事が進行する状況を表しているのに対して、ひたひたは何かがこっちにやってくるようなシーンで使っていくので、そういった面で微妙に違いはあります。

だから、区別できるポイントは存在するため、そこを覚えておく必要があるのです。