残影は「かすかな光のこと、暗転した時に網膜に像がかすかに残る現象のこと」。

「残像現象」と言い換えると分かりやすい。

残像は「暗転した時、網膜に正画像や反転画像などがかすかに残る現象のこと」。

「映画」と言い換えると分かりやすい。

「影」は「光」のこと。

「残影」や「残像」は同じことを言っています。

例えば、瞼を急に閉じて暗転させた時に、今まで見ていた画像が一瞬、感知できる現象を言います。

「残影」は面影

「残影」はかすかな光が残ること。

暗転したため網膜が急に光の刺激を受けなくなっても、直前の画像を覚えていて網膜または脳に残る現象のことを言います。

また、「残影」は「かすかに残ったもの、面影」と言う意味でも使われ、「別れた恋人の残影」「古戦場の残影」などと使います。

「残影」の「影」は「光」と言う意味があり、転じて「残った姿、面影」と言う意味になります。

「残像」は網膜に残る残影

「残像」は「残像現象」のことです。

暗転したときにかすかに網膜に感じる直前の画像のことです。

「残像現象・残像効果」は人が感知できない速度で次の映像を見ることで連続している様に見えることです。

「時間残像」はそのことで、蛍光灯や映画が良い例となります。

「補色残像」は補色が見えることです。

「運動残像」は止まっても動いている感覚のことです。

映画などは「残像」のおかげ

「残影」も「残像」も暗転時に直前の画像を感じることです。

人間は不思議なことに、見えないものが一瞬ですが見えることがあります。

動いているものが急に見えなくなっても少しだけ網膜に画像が見えているのです。

ですから「静止画」の連続である映画などはコマ送りの速度が人のコマ送り感知の限界を超えると連続して見えてしまうのです。

「残影」と「残像」とは

「残影」は「かすかな光、面影」と言う意味があります。

この場合、「影」は「月影、星影」のように「光」のことを言います。

また、「残像」と同じ現象のことも言います。

残像現象または残像効果」と言う現象は網膜に直前の画像が残ることを言い、映画が連続して見えることや蛍光灯がずっと光っている様に感じることを言います。

おすすめの記事