グラタンのという名称の意味としては、フランスではソースをかけてオーブンで表面を焦がした料理をそう呼びます。
オーブンで表面を焦がしたデザートもグラタンと呼びます。
ドリアは日本で生まれた料理で、1930年代に作られました。
ドリアと呼ぶことは欧米では通じなくて、ライスグラタンやライスキャセロールなどと呼ばれます。
「グラタン」について
グラタンは、魚介類や肉、野菜、マカロニなどの具材とペルシャソースやホワイトソースなどを合わせて、チーズなどをかけてオーブンで焼きます。
シーフードグラタンや、エビグラタン、マカロニグラタン、ポテトグラタンなどいろんな種類があります。
フランス料理にはグラタン・コンプレ、グラタン・レジェ、グラタン・ラピットなどがあります。
「ドリア」について
ドリアはごはんの上にペルシャソースなどをかけてオーブンで焼いた料理です。
ごはんはバターライスやピラフで、ペシャメルソースやチーズをかけることが多く、表面に焦げ色がつくまでオーブンで焼きます。
えびやイカを入れたシーフードドリアや、鶏肉を入れたチキンドリア、カレーを使ったカレードリアなどの種類があります。
日本での「グラタン」と「ドリア」
グラタンは冷凍食品としてたくさん販売されていて、オーブンで焼くものや電子レンジで解凍するものがあります。
どちらも表面に焦げ目をつけます。
洋食店ではよくマカロングラタンが提供されています。
調理の手順はマカロニとベシャメルソースを混ぜて、バターを塗ったグラタン皿に入れて、おろしチーズとパン粉を振ってオーブンで焼きます。
「グラタン」と「ドリア」についてのまとめ
グラタンとドリアは見た目は似ていますが、発祥地や料理の仕方など違いがたくさんあります。
グラタンはフランス発祥でフランスと日本では料理の呼び方や作り方が変わります。
また、ドリアと違ってグラタンと呼ばれるデザートもあります。
ドリアは日本で生まれた料理で、横浜ホテルニューグランドの初代総料理長が考えたものです。