タイツはつま先から腰までつながっていて、糸の太さを表すデニールと呼ばれる単位が20デニールまたは30デニール以上のものを指すことが多いですが、その定義はメーカーによって異なります。
一方、ストッキングは、つま先から腰までつながっているものやガーターベルトタイプのもの、膝下までのハイソックスタイプや足首までの長さのものなどがあります。
こちらも20デニール以下のものをストッキングと呼ぶメーカーと30デニール以下のものをストッキングと呼ぶメーカーがあり、とくに明確には決まっていないようです。
タイツの意味
タイツは主にナイロンなどの素材できていて、つま先から腰まで履くタイプの衣服のことです。
伸縮性があり肌にピタッと密着するため温かく、主に防寒具として使われています。
タイツは色や柄の種類が豊富なので、冬のファッションとして取り入れられることが多いです。
また、スポーツにも使われることがあり、バレエの時のアンダーウェアとしてや、全身を覆う全身タイツなどもあります。
ストッキングの意味
ストッキングは主にナイロンやポリウレタンなどでできた靴下のことです。
ストッキングはタイツとは異なり、つま先から腰まで覆うタイプ以外に太もも丈の長さにガーターベルトで落ちないように固定するタイプのものや、ハイソックスタイプのもの足首までの短いタイプのものもあります。
また医療用として使われているものもあり、静脈瘤や血栓ができないように手術のときに使用したり、むくみを防止するための着圧ストッキングもあります。
タイツとストッキングの違いの例
タイツとストッキングの明確な違いは決まっていないようですが、見た目としてはタイツは足から腰までを覆っているもので、ストッキングは様々な丈があり、防寒用としてでけでなく足をきれいに見せるためのものとして女性が履くストッキングがよく知られています。
タイツの方がデニール数も高いものが多く、ストッキングに比べて厚みがあるものが多いですが、ストッキングは透け感があるタイプのものが多いです。
タイツとストッキングの違いのまとめ
一般的にデニール数によってタイツとストッキングに分けられているように思われていますが、実際のところは明確な基準はないようです。
大きな違いは、長さの種類がタイツは1種類なのに対して、ストッキングは数種類あるということです。
また使用される用途もタイツとストッキングでは異なり、共通点はどちらもファッションとして使われていることです。