年月は「年や月のこと」。

漠然とした時の流れのことを指しています。

時の流れに関して言及する際に、実際に年月という言葉を使用していくのです。

歳月は「一定の日数のこと」。

歳月も時の流れを表していますが、こちらは一定の日数という、まとまりのある意味を持っています。

漠然としている点は年月と一緒ですが、歳月は一定の期間そのものを指していると評価できるでしょう。

「年月」の意味

年月とは、年やと月のことです。

漠然とした意味になっていますが、時の流れを表したいときに使っていきます。

しかし、時の流れに関する一定の期間を指すときに使うというよりは、時の流れそのものを漠然と表現したいときに使うので、使用する場面に関してはやや難しい特徴を持っています。

でも、年月に関しては無意識に多くが使用する言葉です。

「歳月」の意味

歳月とは、一定の日数のことです。

年月と似たような意味に聞こえるものの、こちらは日数としてまとまりのある状況を表しています。

つまり、一定の期間を指す言葉と言えるのです。

でも、具体的にどのくらいの期間を指すのかは定かではないため、その都度意味が異なるような状況を迎えると言えます。

歳月に関しても使用する人は割といます。

「年月」と「歳月」の用法や用例

「今年も気付けば多くの時間が過ぎてしまった。

年月というのは過ぎるのが早いと感じるものだな。

歳をとると、余計にそういった部分を感じる気がする。」

「あとどれくらいの歳月が過ぎると、私の誕生日を迎えるのだろうか。

調べたところ、どうやらあと2か月程度みたい。

前回の誕生日からもうそんなに長い時間が流れたということか。」

年月と歳月の違いは微妙

年月と歳月に関しては、意味の違いを見極めることはおよそ困難と言えます。

年月は漠然と時の流れを指す言葉で、歳月は漠然と一定期間を指す言葉ですけど、この2つを区別することは容易ではありません。

したがって、多くの人たちは無意識のうちに使っている状況であり、どっちも同じ意味として適当に使用している状況と評価できるでしょう。

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