チャトラ猫は「明るい茶色の毛に濃い茶の縦縞がある猫のこと」。
「野良猫」と言い換えると分かりやすい。
キジトラ猫は「茶色か灰色の毛に黒の縦縞がある猫のこと」。
「野生ネコ」と言い換えると分かりやすい。
どちらもトラにあるような縦縞模様がある猫になります。
他にも、銀色に黒縦縞のサバトラ猫がいます。
縞模様はほぼ全身に入っています。
「チャトラ猫」はありふれている猫
「チャトラ猫」は野良猫に多いタイプでありふれた猫になります。
明るい茶色の全身に濃い茶色の縞模様ですから、茶色の単色系と言えます。
頭から手足、胴体、しっぽと全身に縞が入っています。
また、目の両側にはクレオパトラ・ラインと呼ばれる横のラインが走っています。
白や黒、シルバーだけの単色柄の猫とは違い縦縞と言う柄がある訳です。
オスが多いと言われます。
「キジトラ猫」は原種に近い猫
「キジトラ猫」は原種に近いもので、かつては「キジトラ猫」しかいなかったと言われています。
「キジ」は鳥の「キジ」のことで、「雌キジ」にある縞模様が似ていることから名づけられています。
「チャトラ猫」のように目の上辺から伸びるクレオパトラ・ラインが走っています。
額にM型の模様、警戒心が強いと言う特徴があります。
「キジトラ猫」から「チャトラ猫」は派生
「キジトラ猫」から「チャトラ猫」や「サバトラ猫」は派生しています。
かつて北アフリカなどにいたリビヤヤマネコが進化して人に飼われる猫になりました。
その当時、クレオパトラの時代のエジプト猫はすべて「キジトラ猫」だったそうです。
「チャトラ猫・サバトラ猫」は「キジトラ猫」から進化した猫なのです。
現在の猫たちの先祖はリビヤヤマネコで、最も近いものが「キジトラ猫」と言えます。
「チャトラ猫」と「キジトラ猫」とは
「チャトラ猫」は明るい茶色の毛に濃い茶色の縦縞模様が前身に入っている猫のことで、野良猫などに多い種類です。
「キジトラ猫」は茶色や灰色の地に黒の縦じまが入っている猫のことです。
どちらの猫にも目の上辺から伸びるクレオパトラ・ラスンが両脇に伸びています。
「キジトラ」は原種に近い猫で、「チャトラ・サバトラ猫」は「キジトラ猫」を先祖としています。
