看守は「主に刑務所で、囚人の監視や事務などの役割を担う人間のこと」。
一般的には囚人を監視したり、見回りの役割をこなすことが多いと言えます。
刑務官は「刑務所などに勤務しながら、施設の運営を行う職業のこと」。
基本的に刑務官は職業を指しています。
国家公務員であり、それぞれいろいろな役割をこなしていくことになります。
「看守」の意味
看守とは、主に刑務所で囚人の監視や事務などを行う役割を担う人間のことです。
よくあるケースでは、囚人の監視や見回りであり、こういった仕事は刑務官の中でも看守が務めることが多いです。
つまり、看守という言葉は職業ではなく、役割と言えるでしょう。
刑務官に属する人間のうち、階級が下の人間に割り当てられるのがいわゆる看守の仕事です。
「刑務官」の意味
刑務官とは、刑務所などに勤務しながら、施設の運営などを行う職業のことです。
刑務官はいわゆる国家公務員にあたり、刑務所など、法務省が管轄する場所での勤務になることが多いです。
刑務官は職業の名前なので、具体的にどんな仕事をしているのかに関しては人によると言えます。
したがって、刑務官は総称と言えるものなのです。
「看守」と「刑務官」の用法や用例
「看守をしていると、日ごろから囚人と接することが割とある。
それが日常になってしまっているから、凶悪犯罪者とかかわることに関して、怖さとかはほとんどないな。」
「刑務官になることができたが、具体的にどんな仕事をするのだろうか。
刑務官といっても、人によって従事する仕事内容は異なるから、実際にやってみないと分からないんだよね。」
刑務官の中に看守がある
看守と刑務官という言葉はかなり似ている状況ではありますけど、それぞれの意味は微妙に異なります。
刑務官は職業の名前ですが、看守は刑務官の一種であり、具体的な役割を指しています。
つまり、刑務官の中において看守という役割を担う人間がいる状態で、刑務官と看守という言葉に関しては、そういった部分で異なっていると言えるのです。
