「スラム街」と「ゴーストタウン」の違い・意味と使い方・由来や例文

スラム街は「都市部におけるかなり貧しい層が密集する地域のこと」。

都市部であるにもかかわらず、ホームレスなどの貧しい生活を強いられている人たちが集まり、生活を送っているエリアを指します。

ゴーストタウンは「かつて都市部だったものの、現在は居住者が皆無で廃墟となっている場所のこと」。

今では住む人がおらず、荒んだエリアになっていることが多いです。

「スラム街」の意味

スラム街とは、都市部におけるかなり貧しい層が密集する地域のことです。

都市部なので、富裕層もそれなりにいるものの、ある一角にはとても貧しい人たちが集まっている状況があり、そのエリアに関してスラム街という言い方をします。

したがって、富裕層が割と近くにいる場合には、その対比は非常に著しい状況と言えるでしょう。

ゴーストタウンとは、かつて都市部だったものの、現在は居住者が皆無で廃墟となっている場所のことです。

都市部であることから、かつては栄えていた状況でしたが、その後居住者がどんどん減っていき、現在では住む人がほぼいない状況で、エリア全体が荒廃している光景に見えるケースで使っていきます。

居住者がいないため、実態を把握するのも大変だと思われますが。

「スラム街に行くと、明らかに雰囲気の違いを感じる。

都市部であるにもかかわらず、ここは違ったエリアなんじゃないかと思える状況なんだ。

不思議な感覚が芽生えるんだよね。」

「ゴーストタウンと化している街は、以前は都市部であったはずなんだ。

しかし、そんな面影は全く残っていない。

最初から廃墟だったんじゃないかと思える状況だよ。」

スラム街とゴーストタウンに関しては、どちらも寂れたような、独特の雰囲気を感じさせるエリアを指しています。

しかし、スラム街は人がいますけど、ゴーストタウンは人がいない状況なので、そこに違いがあると言えるでしょう。

どちらも都市部という共通点はあるものの、都市部の雰囲気を感じさせないところも共通と言えます。