ジュースには果物の果汁が使われていますが、この果汁には2種類あります。

「ストレート果汁」は、天然の果汁をそのまま使った製法です。

そして「濃縮還元果汁」とは、何らかの手を加えて果汁を一度濃縮させた後で、元に戻すという製法です。

この2種類の製法の違いは、保存の点や風味などの点でも大きな違いが現れるようになります。

ストレート果汁とは

ストレート果汁とは、その名の通り果物や野菜などをそのまましぼって果汁を取り出し、それを低温保存してジュースなどにします。

新鮮な果物や野菜を手を加えることなくしぼるため、風味や栄養素がそのまま残ることになります。

栄養面や風味、香りを考えた時には、ストレート果汁を用いたジュースのほうがよりよいものになります。

濃縮還元果汁とは

濃縮還元果汁とは、野菜や果物の果汁の水分を一度飛ばすことで濃縮させます。

そして、濃縮した状態で冷凍保存し、ジュースとして加工する際に水分を加えることで完成するものです。

水分を飛ばす際に加熱処理や真空状態、凍結処理をするために、保存の点では非常に有効な製法であり、商品として広く流通するものには、この製法が用いられています。

ストレート果汁と濃縮還元果汁、どちらがよいか

長期保存を考えた場合、企業にとって広く商品を流通させる場合は、濃縮還元果汁を使ったジュースのほうがメリットが大きく、コスト面でも低減されてよいとされています。

しかし、風味はやはり天然かつ新鮮なものに勝るものはなく、天然の生ジュースなどを作るときには、ストレート果汁をそのまま使ったほうが、果物や野菜などの風味や香りが損なわれることなく楽しむことができます。

栄養素では、実はストレート果汁も濃縮還元果汁もほぼ変わらない

ストレート果汁は、栄養素も当然そのまま残ることになるので、最近言われるような酵素なども含まれています。

一方で、濃縮還元果汁は加熱・凍結などの手を加えるため、熱に弱い栄養素は失われてしまいますが、主要な栄養素は加熱・凍結の処理前後でほぼ変わらないとされています。

そのため、濃縮還元だから栄養があまりないというわけではないので、安心して飲むことができます。

おすすめの記事