「デカフェ」「カフェインレス」「ノンカフェイン」の違い・意味と使い方・由来や例文

「デカフェ」と「カフェインレス」はほぼ同じ意味であり、従来含まれているカフェインを何らかの形で取り除いたものを指します。

しかし、これらの飲み物は、カフェインを完全に取り除いたとはいえません。

一方、「ノンカフェイン」はもともとカフェインが入っていない飲み物を指します。

カフェインの入っていないものとしては、麦茶やコーン茶などが挙げられます。

「デカフェ」とは

「デカフェ」とは、もともとカフェインが含まれている飲み物や食べ物からカフェインを除いたものです。

しかし、もともとあるものから取り除いたというものである以上、１００％カフェインを取り除くことはできません。

しかし、カフェインを取り除いてもコーヒーの味わいが変わらないこと、コーヒーがもつ効用が必ずしもカフェインだけではないことも判明しています。

「カフェインレス」は、もともとカフェイン含有量の少ないものを指します。

一般的には「カフェインレス」といわれたものは、カフェインの含有率を0.1パーセント以下に抑えられているものを指します。

カフェインが苦手な方や、カフェインで体調を崩す人には、「カフェインレス」の飲み物を選んで飲んだほうがいいでしょう。

「ノンカフェイン」とは、最初からカフェインが含まれていないものを指します。

英語で使われる「non」は「…ない」という意味であることから、「ノンカフェイン」にはコーヒーやお茶などは含まれません。

一方で、麦茶やハーブティー、コーン茶などはカフェインを含まないため、体調が思わしくないなかでも安心して飲むことができます。

「デカフェ」や「カフェインレス」は、１００パーセントカフェインを取り除いた飲み物ではありません。

少なからずカフェインは残っているため、敏感な方はカフェインに反応してしまうかもしれません。

一方「ノンカフェイン」はそもそもカフェインを含んでいないということから、カフェインに敏感で体質的に苦手という方は「ノンカフェイン」を選んだほうがよいでしょう。