「対等」は、双方の間に優劣・高下のないことです。

英語では「equality」で表されます。

「彼とは対等の立場に立っている」は「I am on an equal footing with him. 」です。

「同等」は、等級・程度の同じであることです。

英語では「equality」「equal」「equivalent」で表されます。

「ある点でまったく同じである」という意味の場合「equal」を使います。

「比較して等しい価値のある」という意味の場合「equivalent」です。

「大人と子供を同等に扱う」は「treat adults and children equally」です。

「同列」は、同等の程度・地位・待遇です。

英語では「the same line」「the same row」「the same rank」で表されます。

「同じ縦列」という意味の場合「the same line」を使います。

「同じ横烈」という意味の場合「the same row」です。

「あの二人を同列に扱うことはできない」は「We can’t treat those two as equals. 」です。

「対等」の意味

「対等」は、双方の間に優劣・高下のないことです。

双方が同等であることです。

以下のように使います。

社員同士が対等の立場で話し合う 専門家と対等に渡り合う 強敵と対等に戦う 男女を対等に扱う

☆関連語
「同席」は、席次・順位・成績・地位などが同じであることです。

「懸賞論文は彼と一等同席だった」「同席の課長」のように使います。

「同位」は、地位・位置が同じであることです。

「同位で入賞する」のように使います。

「同等」の意味

「同等」は、以下のような意味です。

①等級・程度の同じであることです。

②数学では「同値」と同じ意味です。

以下のように使います。

役員と同等に扱う 同等の価値 高校卒業と同等の能力 男女を同等に扱う

☆関連語
「等し並み」は、扱いが同じで差別のないさまです。

「等し並みな見方をする」「等し並みに扱う」のように使います。

「同列」の意味

「同列」は、以下のような意味です。

①同じ並びです。

列が同じであることです。

②同等の程度・地位・待遇です。

以下のように使います。

学生であっても社会人と同列に扱う 甲と乙を同列に扱う 男女を同列に扱う 同列には論じられない 女王は国王と同列で式典に出席された

☆関連語
「同級」は、等級が同じであることです。

「同級の品物」のように使います。

「対等」は 双方の間に優劣・高下のないこと、「同等」は 等級・程度の同じであること、「同列」は 同等の程度・地位・待遇です。

「対等」「同等」「同列」は、類語です。

「同級」「等し並み」「同席」「同位」は、これらの言葉の関連語です。

共通する意味は「程度が同じであること」です。

「対等」は、二つの物の間に優劣上下の差がないことです。

特に、互いの実力について差がないことを表す場合に用いられます。

「同等」は、何らかの基準によりその程度が同じであることを述べる時に使われます。

ただし、多くの場合、その基準は主観的です。

「同列」は、地位・内容・資格・待遇などが同じであることです。

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