ビリビリは「紙などを破ること、電気的な刺激を受けること」。
そういったシーンにおいて使う擬音語と言えます。
かなり有名な言葉ですから、いろいろなシーンで見聞きしている可能性が非常に高いでしょう。
バリバリは「ものを引き剥がしたり粉砕したりすること、仕事を勢いよくこなすこと」。
ビリビリと表現はやや似ているものの、意味は違っていると評価できるでしょう。
「ビリビリ」の意味
ビリビリとは、紙などを破ること、電気的な刺激を受けることです。
どちらの意味でも使っていく言葉なので、両方とも覚えておく必要があります。
ビリビリという擬音語は割と有名で、いろいろな機会で見聞きするのではないかと思われます。
ただ、電気的刺激を受ける機会は日常的にまずありえないため、たいていは紙などを破るといったシーンで使っていくことになるでしょう。
「バリバリ」の意味
バリバリとは、ものを引き剥がしたり、粉砕したりすること、仕事を勢いよくこなすことです。
ものを剥がすときにはこのバリバリという表現はよく使われますけど、仕事をバリバリ頑張るといった表現もかなり有名です。
つまり、仕事などを一生懸命こなしている状況でも使う言葉と言えるので、ここに関しても同時に覚えておく必要があると評価できるでしょう。
「ビリビリ」と「バリバリ」の用法や用例
「この前テストが返却されたんだが、自分でも驚きの点数でその場でビリビリに破いて捨ててしまった。
まさかこんなに低い点数しかとれないとは思っていなかったからね。」
「このピッチャーはもう40歳近くになるけど、いまだに現役バリバリで頑張っている。
この歳になってもまだまだ第一線で活躍できるのは素晴らしいと言えるだろう。」
ビリビリとバリバリは使用する場面が違う
ビリビリとバリバリは言葉自体は似ていますが、意味は違います。
ビリビリは紙を破いたり、電気的な刺激を受けたときに使う言葉ですけど、バリバリは何らかのものを引き剥がしたり、仕事をきちんとこなす状況で使っていきます。
したがって、それぞれは意味が異なりますし、使用する場面にも明らかな違いがある状況と言えるでしょう。