対は「同じものや似たようなものが二つで一組となる様子のこと、相対すること」。

「セット」と言い換えると分かりやすい。

双は「似たようなものが二つある様子のこと」。

「ペア」と言い換えると分かりやすい。

「対」も「双」も「二つで一組になっているもの」を言います。

「双」は「双子」のように自然に二つで既に一組となっているものに使い、「対」は人為的に一組としたものに使います。

「対」は「つい、たい」と読む

「対」は「つい」と読む場合は「一対、配偶者、対句」など「一組、セット」となっているものを言います。

「たい」と読む場合は「対峙、対戦、対抗、対立、対面」など相手と向き合っていることに使います。

語源は「二人の人が土木道具を持ち、突き固める姿から採られた象形文字」です。

「絶対的、相対的、反対」などの言葉もあります。

「双」は「ソウ、二つ、ならぶ」と読む

「双」は旧字で「雙」と書き、「つがいの鳥を手で持つこと」が語源です。

転じて「二、対」となるものとなりました。

塾語には「一双、無双、双発機、双肩、双璧」など「似たものが二つあること、似た者が並ぶこと」などの意味で使います。

他にも「双葉、双六、双眼鏡、双子、双生児、双方向」などもあります。

数学の分野では「双曲線、双三角錐、双五角錐、双円錐」などと使います。

「対」と「双」は少し違う言葉

「対、つい」と「双」はどちらも「ふたつ」と言う意味ですが、意味合いに違いがあるようです。

「双」の方は、「双葉、双子」などと使い、「対葉、対子」とは使いませんから、自然なもの、非常に似たものに多く使われていることになります。

「対、つい」は人為的な感じのする「ふたつ」となり、必ずしも似ているとは限りません。

「対」と「双」とは

「対」はセットとなっているものを言い、人為的に一組としたものが多いようです。

また、「たい」と読む場合は、「相対すること」と言う少し違う意味になります。

「双」は自然なもの、または、非常に似たものが「二つある状態」を言うようです。

「一対、対句」「対立、対戦、対抗」、「双葉、双子、双発機、双眼鏡」などと使います。

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